こんにちは。ボンゴです。
今回はデジタルイラスト初心者の方向けに、アナログとは違った上達スピードを格段にアップさせる練習方法に関してご紹介いたします。
ボクの経歴こんな感じになってます。
初めてデジタルイラストを学んだのは高校生の時でした。
そこからは油絵を専攻したり漫画家目指したりと、アナログでの作業も多くやってきましたが並行してコツコツデジタルイラストも練習している感じです。
・デザイン専門学校卒業。
・美術大学(油絵専攻)卒業。
・目指せ漫画家→挫折。
・デザイナーとして就職。
・紆余曲折あり営業職なう。
【イラストメイキング】デジタルイラストで圧倒的に成長する練習方法(アナログとの相違点)
普通の人は自分の脳の中でなにかを想像しても、それを現実世界にイラストという形で【具現化】する事はできません。
ボクもそしてイラストや漫画を描くことが好きな人はすべて【具現化系能力者】だと思ってます。
まず自分は稀有な存在であることを自覚して自信をもっても良いと思います。
そんな【具現化系能力者】の中でももちろん超一流(プロ)と呼ばれる方もいれば、まだまだ修行中の方もいると思います。
自分の脳内にあるイメージを最も正確に、そして他者に大きな影響を与える形で具現化させる為には、もちろん日々の練習あるのみです。
ではもう少し深掘りしてアナログとデジタルの練習方法の違いについて具体的に解説していきます。
コスパの高いイラストや漫画の定義とは
個人的な意見になりますが、イラストや漫画で生計を立てたい、収益化したいという目標を持つ全ての人にとって、【完成度の向上】と【作業時間の短縮】この二つの要素をいかに突き詰めていくかがコスパに直結すると思います。
素晴らしい作品も完成するのに恐ろしいほど時間がかかるのであれば、それはコスパが悪いと言えます。
圧倒的に作業が早くても完成度が低ければ需要はありません。
逆にプロを目指す、収益化するという目標がない方、単純に絵を描いている時間が楽しすぎてその時間に浸っていたい方はこの二つの要素は意識しなくても良いと思います。
いかに短時間で最高のクオリティの作品を【具現化】できるか。
意識して絵を練習すれば、成長曲線が圧倒的に変わってきます。
アナログとデジタルの練習方法の違い
先にお伝えした【完成度の向上】と【作業時間の短縮】をアナログ作業で目指す場合、必要な練習は【反復練習】です。
美しい線を引く、グラデーション表現、トーンの貼り方、パースの取り方等々、繰り返し繰り返し行い脳だけでなく、腕の動かし方、力の入れ加減も体に覚えさせていくことでコスパが上がっていきます。
デジタルでも同じような要素はもちろんありますが、それよりも絶対に重要な事、それは。
【効率のよい機能を調べる事!】
カラーイラストを描く時、まだ【はみ出し】を気にしてイラストを塗っていませんか?
完成間近になってポーズを修正したくなった時、下書きからやり直してませんか?
過去イラストと同じようなイラストを描く必要があつ時、1から始めてませんか?
参考資料を目視で観察しながらイラストを描いていませか?
一例を出しましたが、これらの作業はほとんどのイラスト制作ツールの機能を活用すれば、まったく神経を使う事なく【秒】で終了する作業です。
はみ出し→自動選択ツール、反転を利用して、指定範囲に一気にベタ塗り可能。
ポーズ修正:選択ツールを使って満足でる形に変形可能。
過去イラストと似たようなイラスト→複写して加工。
参考資料の観察→参考画像の取込&線画抽出して貼り付け。
サラリーマンの方なら共感していただけると思いますが、会社一人はいる【圧倒的に仕事が遅い人の特徴】
それは、エクセルでもパワポでも【調べずに】自分の知識の範囲内で作業をずっと続けている人です。
【そんなの絵を描いている】なんて言えない!
なんて意見もあると思いますが、すみません全否定します。
それはプロを目指す・収益化するという目標持っている方なら、絶対にあってはいけない自己満足感を求める子供のマインドです。
評価する方や、読者・視聴者にとって、作者がどんな作業工程で制作しているかはほとんどの場合関係ありません。
必要なのは完成度です。
この作業をもっと効率的に行える機能はないか?
と常に考え調べながらイラストを制作することがデジタルでは反復練習よりも重要です。
出典:ニコニコ大百科
漫画やアニメでよくありますよね。
普通なら長い詠唱を経て魔法を発動させるのに、圧倒的な強キャラが、詠唱短縮して恐ろしい魔法をいきなり発動させるシーン。
え?このクオリティのイラスト・漫画にかかった制作時間、たったの〇〇分??!ありえない!
そんな最強の【具現化系能力者】になるために、デジタルイラストは反復よりもまずは機能を調べて実践してみる!
をやってみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました!