こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では上記のような疑問や悩みを持っている方に、ボクの体験談を踏まえながら仕事内容やメリット・デメリットを解説していきます。
ボクの経歴ですがこんな感じになってます。
現職も含めて10年近く通信業界で働いているのである程度参考にして頂けると思います。
25歳:携帯ショップスタッフとして就職
27歳:店長へ昇進
28歳:エリアマネージャーへ昇進
30歳:大手通信会社へ転職
【体験談】通信業界への就職/転職のメリット・デメリット(携帯ショップ編)
目次
【体験談】通信業界への就職/転職のメリット・デメリット(携帯ショップ編)
携帯ショップの給与水準
多くの携帯ショップは通信キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)ではなく、【代理店】が運営しています。
そしてその代理店の中でも【一時代理店】【二次代理店】を別れます。
基本的には一次代理点の方が規模も大きく従業員数も多いので、給与面や評価面、そして研修制度なども整っている場合が多いです。
ちなみにボクが就職した携帯ショップの運営代理点は【二次代理店】で、従業員数も30名前後。
特に研修制度もなくいきなり接客スタート。
勤務時間09:00ー−20:00、残業代無し!ボーナス無し!という待遇でした。
今考えるとひどい待遇ですが、良い仲間に囲まれたのですごく楽しかった記憶があります。
一概に規模が小さい代理店が悪いわけではありません。
逆に規模の大きい代理店の場合は、店長やマネージャーといった役職枠は埋まっており、中々ステップアップし辛い状況である事が多いです。
ボクの場合は、店長→マネージャーとスピード出世できたので、その【肩書】を履歴書にも記載することができました。
結果現職に転職する事ができました。
参考までにザックリではありますが、携帯ショップ勤務時の役職別給与(総支給)を記載しますので参考にしていください。
一般スタッフ:21万円〜23万円
店長:25万円〜27万円
マネージャー:29万円〜35万円
ちなみに携帯キャリアは、【ショップスタッフの資格制度】を導入しており、取得している資格に応じて支援金が払われるので携帯ショップで給与水準を上げたい場合は、上位資格の取得が必要になります。
ボクの場合最上位の資格を取得していたので、毎月資格手当として6万円が支払われていました。
※上記給与は資格手当含む給与です。
携帯ショップ店員の業務内容
接客が主な仕事になりますが、それ以外にも店舗の清掃や端末や付属品の仕入れや棚卸し、店舗のレイアウト設定もショップスタッフの仕事になります。
1台10万円近くするiPhoneの在庫数が合わないなんて事態になると大変です。
月末の端末棚卸しはかなり大変な作業で、ボクの場合は毎月末は仕事が終わるのは11時近かったと思います。
メインである接客では、新規契約や機種変更または各種相談で来店されたお客様からいかに沢山の情報を聞き出し、追加で色々な商材を提案・契約を取れるかが勝負の世界になります。
携帯ショップ勤務での大変な事・デメリット
覚えるサービスの内容は非常に多いです。
そして料金プランもどんどん変わりますし、新しい機種もどんどん発売されていきますので知識のアップデートが常に必要です。
もちろん勉強しなくても仕事はなんとなくこなせますが、知識を付けお客様から信頼を勝ち取って初めて、色々な商材の提案ができるので、知識のアップデートを怠る人は、必然的に顧客満足度も下がり営業成績も伸び悩みます。
給与水準は正直下の中〜中の中程度だと思います。
そして上に行けば行くほど役職は渋滞しているので、給与アップを望む事が難しくなります。
20代〜30代前半であれば問題なく生活できる水準ですが、結婚して家庭をもつとなると厳しくなってくると思います。
ボクの場合何が一番厳しかったかというと、【これ以上どれだけ頑張っても上の役職になることはできず、将来的な給与アップが望めない】という点でした。
携帯ショップ勤務のメリット・将来性
来店されたお客様から、いかに短時間で信頼を勝ち取りプラスワンの提案ができるかという戦場で戦い続けることで、対人スキルやコミュニケーションスキルは相当鍛えられます。
ボクは元々、人とはコミュニケーションをとりたくない根暗な性格だったのですが、携帯ショップ店員として勤務を重ねる事で、転職時の面接や仕事をする上での対人スキル関係の作り方が得意になりました。
通信業界全体としては5Gもスタートし、不景気入りした日本経済の中でも数少ない成長が見込める業界だと思います。
培ったIT知識や、接客スキルは仮に別の会社に転職することになっても生かせる機会は多いと思います。
またお客様が全く来店されず、2・3時間暇になるという場合もあったりします。
そういった時間をうまく自己研鑽に利用できればメリットになり得ると思います。
ボクが携帯ショップ店員を辞めた理由
実はボクが勤務していた運営代理点は破産しました!
元々立地の非常に悪いところに店舗があり、お客様の来店数そのものが少なく良い営業成績を上げる事ができなかった為、通信キャリアからの支援金が大幅に減額になった事が破産原因だと思います。
ボクは破産する前に転職しましたが、今後の昇給やステップアップの道筋が見えなかったのが転職した理由です。
現在大手3キャリアともに、運営店舗の削減を行なってます。
成績が悪い期間が一定期間以上続いてしまうと、店舗の【運営権】を通信キャリアに取り上げられしまうので、どこの会社も必死です。
もしあなたが【安定】を求めるなら、まず【運営会社】をしっかり調べ、ある程度の規模が大きい運営会社に就職する事をお勧めします。
まとめ:携帯ショップ勤務をうまく利用しよう。
IT知識や販売・接客スキルは相当に鍛えれます。
ボクの元部下の子たちも色々な会社へ転職していきました。
同じ販売職であったり、ボクのような営業職になったり等々。
みんな当時よりステップアップした環境で働いています。
学びが多い職である事は間違い無いので、うまく活用すれば将来性のある仕事という事ができると思います。
逆に惰性で勤務して特に自己研鑽も行わない場合は何も身につかない、将来使える武器も入手できない環境です。
意識高く仕事に望む事が重要だと思います。
このブログではボクの通信業界での経験を生かして、タブレットを使ったイラストの描き方や、格安SIMへの切り替え方をボクの体験をベースにご紹介してます。
是非チェックしてみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました!