こんにちは。ボンゴです。
漫画家を目指してる方にとって、【面白いストーリー】作り。
画力よりも、アングルよりもコマ割よりも結局これが一番難しいと思います。
僕も人より絵を描くのが得意という理由で漫画家を志しましたが、ストーリーに関しては全く勉強した事がありませんでした。
高校生の時、きっと画力はレベル30。【大人並み】にあったと思います。
しかしストーリーを作る力は、レベル0。【赤ちゃん並】でした。
結果漫画家にはなれませんでしたが、何度か新人賞を受賞する事はできました。
今回の記事では、漫画家を目指していた僕が当時読みあさっていた、ストーリーや脚本系の本の中から特に心に残った【説明シーン】の作り方について解説していきます。
ガチ漫画家目指している方、同人や趣味でマンガ描いている方は参考にしてみてください。
【説明するな!感じさせろ!】漫画のストーリーの作り方(説明シーン)
説明されても面白はない
とある王国では、魔法使いが〇〇で〇〇。
勇者は民衆を先導し、打倒✖︎✖︎のため立ち上がった。
一方隣国の〇〇姫は、父である王の急死により突然国を国政を取り仕切ることに。それを快く思わない神官たちは。。
実は二人は兄弟であり、その事実を知る数少ない人物賢者〇〇は密かに、〇〇に使いを送り、正当な王位継承権をもつ者が国を救えるように。。。
しかし賢者の動きはすでに✖︎✖︎に漏れており。。。
はい。ウンザリしますよね。説明セリフ。
ゲームでもマンガでも冒頭の長文説明シーンでウンザリした経験一度はあるのではないでしょうか?
場面や状況を説明する場合のクオリティは以下順だと思います。
映像表現 〉 会話で表現 〉 説明セリフで表現 〉 説明文章で表現
難易度は逆順になると思います。
マンガを描くときって、頭の中には壮大な設定や状況がすでにあると思います。
それを一番簡単に手っ取り早く読者に伝える方法は、説明文書や説明セリフなのですごくやりがちだと思います。
僕も散々やっては担当編集者にボツにされました。
でも正確に伝える=面白いではないんですよね。
ここが僕がかなりハマった罠だったりします。
読者に面白いと感じてもらえるかどうかを判断基準にした方が吉です。
自分の脳内ワールドの説明は場合によっては不要だと思います。
超参考にできるおすすめの映画
【ダークナイト】
この映画の冒頭シーンはやばいです。
一気に引き込まれます。しかも説明シーンやセリフは一切ありません。
作品を手掛けたクリストファーノーラン監督は【長セリフが少ない】ことで有名です。
説明なくてもここまで表現できる凄さはぜひ感じてください。
Amazonプライムビデオでは、ダークナイトはじめ、【バットマン ビギンズ】【ダークナイト ライジング】【インセプション】【インターステラー】等々、クリストファーノーラン監督の作品が複数視聴可能です。
無料期間中に視聴しまくればタダで勉強できるのでおすすめです。
【30日間無料トライアル有】Amazonプライムビデオ映像で説明する具体例
例えば、こんな状況を表現したいとき、あなたならどうしますか?
【太郎と桜子は、本日結婚式を行った。周りの友人からも沢山祝福を受けた。結婚初夜二人は階段を登って寝室へ向かう】
わりとありがちな設定だと思います。どんな表現方法が浮かびましたか?
回答ははこちらです。
ぼくはこれを知ったと【なるほどー!】と感動しました。
ぜひ説明ではなく、【感じさせる】マンガが描けるように頑張ってみてください。
ちなみにぼくが一番参考になった本はこちらです。気になるかたはチェックしみてください。