こんにちは。ボンゴです。
今回の記事ではこのような疑問を持つ方向けにオススメを解説していきます。
ボクは現在はサラリーマンですが、10代20代の頃は全力で漫画家を目指していました。
31ページの読切漫画を毎月1本、2年間投稿し続け、担当編集者もつき新人賞も取れたのでそれなりに信憑性あると思います。
是非最後までチェックしてみてください。
✔︎この記事でわかる事
漫画の参考にできる映画を選ぶ基準がわかる
参考にできるオススメ映画4選
映画を見て漫画に取り入れる為に何をしたら良いかわかる
目次
【2020年最新版】漫画家志望の方に絶対見て欲しい参考にできる映画（クリストファー・ノーラン監督編）
参考にする映画を【監督基準】で選択してみよう
誰でも自分が好きなジャンル・得意なジャンルがあります。
ボクはSF・ファンタジーが大好きです。
自分の描く漫画も、参考にする映画もすべてSF・ファンタジーでした。
もちろん自分の好きなジャンルをとことん勉強して、漫画に取り入れる事も大事です。
何より楽しい！
でも【漫画家になる！】
という最終目標を達成する為には、可能であれば、より多くのジャンルの作品に触れる。
そして今まで自分が観た事のないストーリーを観て、沢山感動するのがオススメです。
とわいえ世の中には恐ろしい数の映画があります。
もちろん全部観るわけにもいきません。
そこでボクのおすすめは【自分の好きな映画監督】を見つけ、その監督の作品を見まくる事です。
今回ご紹介させていただく監督は、最近話題の映画【テネット】でお馴染みのクリストファー・ノーラン監督の作品になります。
✔︎【テネット】の予告編をチェック
作品の特徴と漫画の参考にできるポイント
ノーラン監督の作品の特徴は下記2点となります。
圧倒的な映像表現
圧倒的な音響効果
ストーリーが難解
にも拘らず圧倒的な説明不足
見れば分かるどの作品にも共通する、鳥肌が立つ音の効果。
漫画で表現は不可能じゃね？と思ほどの映像。
そして、初見では【は？どうゆうこと？】
となりかねないほど説明が少なく、ナレーションや説明セリフもほぼ無し。
映像と最低限の会話のみで難解ストーリーが展開していきます。
ボクは映画を鑑賞するときは
あ、このシーンはこんかコマ割りだな。
とか
このシーンは、【めくり】にして次のページで2ページ見開きでドン！だな。
なんて漫画で表現するならどうするか考えながら視聴します。
ですが【テネット】を映画館で見た時は、マンガで表現する方法が全く思いつかず絶望しました。
では何故ノーラン監督の作品がオススメなのか。その理由は下記の通りです。
ナレーションや説明セリフに頼らないストーリー展開が学べる。
漫画家を目指す方が陥りやすく、ボク自身もどハマりした罠に、状況をナレーションやセリフで説明しまくる。
というものがあります。
この罠にハマると、確かに読者に状況は正確に伝わるかもしれませんが、【まったく面白くない】です。
マンガも映画も【感じさせてナンボ】です。
是非ノーラン監督が観客にどうやって【感じさせているか】オススメ作品を見ながら考えてみてください。
ちなみに今回ご紹介しているノーラン監督の作品は、すべてAmazonプライムビデオで視聴できます。
月額500円で沢山の映画が見放題なので加入しっぱなしがオススメですが30日間の無料体験期間もあります。
気になる作品だけ視聴して解約すればお金はかかりませんので、チェックしてみてください。
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漫画の参考にして欲しいオススメ映画4選
ダークナイト
バットマン三部作中2番目の作品です。
ボクはこの作品からノーラン監督の作品にハマりました。
注目はスタートして直ぐの銀行強盗のシーン。
ナレーションや説明セリフ一切なしにも関わらず、開始5分でいきなり度肝を抜かれるはずです。
読切マンガの場合、
はじめの5ページ以内で読者に【お！】と思ってもらえるような【何か】が無ければ即効で読み飛ばされます。
ある意味でもっとも重要な【作品つかみのシーン】
絶対この作品からヒントが得られる筈です。
ダークナイト ライジング
バットマン三部作の3番目の作品。
見所はなんといっても、バットマンの【復活シーン】
いなくなったと思われていたバットマンが数年ぶりに復活するシーンは【鳥肌】無しには視聴できません。
ボクはこのシーンだけを永遠何十回もリピートして観てます。
街の人々や警察官は、【バットマンなんてもう居ない】と思って諦めている。
犯罪者も【バットマンなんてもういない】と思ってやりたい放題。
そんな中と華麗に復活登場するシーンが最高すぎます。
インセプション
ディカプリオ主演、渡辺謙も出演している作品です。
正直何がなんだかわからないままドンドンストーリーが展開していきます。
注目はやはり【度肝を抜く映像表現】
漫画なら2ページの見開きで表現する事間違い無しのシーンのオンパレードです。
すごい映像はCG技術よりも、そのシーンに至るまでの過程があって初めて視聴者を熱狂させる事ができます。
単なる映像表現だけでなくそのシーンに至るまでの【過程】を絶対チェックしてください。
インターステラー
環境の悪化で地球に人間が住めなくなっている近未来。
人類は宇宙へ新天地を求めて旅に出ます。
主人公は幼い娘を地球において人類を救うためロケットにのる宇宙飛行士です。
この作品のすごい所は、
【身近な現実】と【あり得ないようなSF設定】が調和している部分です。
マンガでもぶっ飛んだ設定を入れすぎると、読者がついていけなくなり途端につまらなくなってしまう事がよくあります。
環境悪化という今の僕たちの生活にも身近にあるテーマをFSをどう【調和】させているか。
そのヒントがこの作品にあります。
相変わらず説明セリフやナレーションが少なく難解な部分もありますが、そこがまた面白い！
この作品だけでも5回以上は繰り返し視聴しています。
まとめ：映像も音もないマンガだからこそノーラン監督の作品から学べる。
映像と音響がすごい作品。
一見するとマンガ不得意としている要素を極めたような作品ばかりなので
【参考にならないのでは？】
と思われるかもしれません。
でもマンガを描く前、原稿用紙に描き出すまでは、ボクたちの頭の中でキャラクターたちは、映画の如く動き回り、色んな音が飛び交っているのではないでしょうか。
ノーラン監督の作品を視聴して
【どうやったら、このシーンのこの感動を、余す事なく原稿用紙上で表現できるか】
そんな風に考えながら視聴することで、あなたの漫画のストーリー展開、カメラワーク、演出方法がレベルアップする筈です。
ぜひ作品を視聴してプロ目指して頑張ってみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました！
