こんにちは。ボンゴです。
今回は先日のニュースで取り上げられていた携帯電話の【頭金】に関して簡単に解説していたいと思います。
少しでもお得に携帯電話・スマホを購入したい。
携帯ショップで騙されたくない。
という方は是非参考にしてみて下さい。
ボクは簡単な経歴こんな感じになってます。通信業界長いのである程度信頼して頂けると思います。
漫画家挫折してデザイナーとして就職
就職した先の企業で急な転属命令→携帯ショップスタッフに
スタッフ→店長→エリアマネージャーとして合計5年間勤務
→通信系の営業職に転職
『携帯【頭金】名称変更へ。実質上乗せ料金、苦情も』
https://news.yahoo.co.jp/articles/af962c055bb4623aa83f446e9e9d78826eea07de
携帯の【頭金】に注意!(騙されずにスマホを購入する方法)
そもそも頭金とは、購入代金の一部を初回に支払し、残りの金額でローンを組むことが一般的な意味だと思います
(例)9万円の商品を購入したい場合。
初回【頭金】5千円を支払い、残りの8万5千円でローンを組む。
では携帯電話の【頭金】システムはどう違うのでしょうか?
(例)9万円のスマホをローン(分割払)で購入したい場合。
初回【頭金】5千円を支払い、何故か9万円でローン(分割支払)を組む。
5,000円余分に払ってるじゃん!!
と誰もが突っ込みを入れたくなると思います。
【頭金】が求められる理由。
携帯ショップで頭金の支払いが要求されること自体は、問題はないと思います。
別記事でも書かせていただきましたが携帯ショップの運営はほとんどが、大手通信キャリアではなく【代理店】が運営しており、代理店が端末価格を設定する事が出来るからです。
ではもう少し掘り下げて、何故代理店は【頭金】の支払いを求めるのでしょうか?
理由は2つあります
理由1:収益性の向上
単純です。
代理店は通信キャリアからのコミッション支払いで収益をあげるのですが、ぶっちゃけ全然儲からないケースがほとんどです。
各ショップはキャリアによって成績をつけられ、成績に応じたコミッション支払い料率が設定されます。
特にそもそものお客様来店数が少ない店舗は非常に苦しい経営を強いられます。
皆さんの家の近くでもドンドン携帯ショップが少なくなってきていませんか?
だから代理店は少しでも収益UPのために、HP記載の機種代金より販売価格を高く設定し、頭金として徴収することで収益性の向上を図っています。
理由2:交換条件によるオプションの加入
この漫画のような経験ある方も多いのではないでしょうか?
マンガの例でいくと、5,000円の頭金を支払いするより、500円✖️5つのオプションサービス(合計2,500円)に加入した方がお得!
という内容です。
翌月に自分で解約をし忘れてしまうと永遠に毎月2,500円不要なオプション料金を支払い続けることになります。
ではもう少し掘り下げて、何故代理店はオプションを強要するのでしょうか?
それは通信キャリアによる支援金設定が関係します。
具体的にはこんなかんじになります。
オプション添付率95%を求められている場合、毎月500人のお客様が訪れる店舗だとして、5人以上オプションを付けられなかったらその時点で支援金支払いが無くなってしまいます。
とはいえ【動画サービス】や【音楽サービス】などのオプションを必要とする人が、全体の95%以上いる訳ありません。
そこで頭金支払いとの交換条件でオプション添付を強要し、無理やり95%の添付率を達成しにいくという構図になります。
余分な機種代金やオプション料金を支払わない方法
結論:オンライン購入
ネット上で購入すれば、今回の記事で伝えしたような【頭金】や【オプション料金】を支払う必要はありません。
でもオンラインで購入するのは抵抗がある方も多いのではないでしょうか?
ボクも通信業界にいなかったら、上記のような不安に駆られると思います。
だからなんの迷いもなく店舗に行って【頭金】を支払い、オプションたっぷり付けた契約をしてしまうと思います。
このブログではそんな方々のために、ボクの経験を元にして、スマホ契約時に気をつけるための情報等を発信しています。
【自分で調べて選択】する力がつけば、もっとお得で快適なスマホライフが送れます。
よく分からないから申込づらい【格安SIM】への切り替え方法も別記事で解説してますのでよかったらチェックしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうござました!
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