こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では「巨大モンスターの描き方」を、ボクの大好きなトレーディングカードゲーム【MTG】のイラストを参考にしながら解説していきます。
モンスターを描いてみたけど、大きさが思うように表現できない。
キャラクターと巨大モンスターが戦っているイラストを描いてみたい。
こんな風に感じたことが有る方は是非チェックしてみてください。
✅この記事で分かること
巨大モンスターのを描くコツ3選
✅この記事の信憑性
ボクは高校大学とイラスト・絵画を専門に勉強してきました。
今はサラリーマンをやりながら、スキマ時間で「副業イラストレーター」として活動しています。
大昔のことですが、絵画技法に関して割とがっつり勉強してきた方なのである程度信憑性あると思います。
目次
【イラスト上達術】巨大モンスターを描くコツ3選(MTGクリーチャーカードを使って解説)
多くの方が、キャラクターイラストを描くのが大好きです。
ボクもその一人。
でもキャラクターを描いていると、どんどんアイデアが湧き出てきて色々なシーンを描いてみたくなりませんか。
ボクはなります。
ドラゴンと戦っているイラスト
巨人と戦っているイラスト
あるいは、巨大なペットと戯れているイラストかもしれません。
そんなイラストを描くにあたって、割と難しいのが「大きさの表現」です。
自分の頭の中では、もっと巨大でおそしい感じのイメージだったのに、いざイラストを制作したらコジンマリとしてしまった。
なんて事はよくあります。
今回の記事では、参考画像として、世界一のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」のカードイラストを利用して、「巨大さ」の表現テクニックを解説していきます。
構図で差をつける
ドラゴンやデーモン等、モンスターのイラストを描くときも、キャラクターイラストと同じ様に顔から順番に描いてしまいがちです。
しかし、巨大モンスターを描くときはまず「構図」を考えてみましょう。
一般的に「下から見上げるような構図」で制作しると、「巨大さ」や「威圧感」を見た人に感じさせることができます。
あなたが描こうとしているモンスターを、若干でも良いので下から見上げた構図で描いてみましょう。
きっとそれだけで、デカくなります。
対比物を描く
巨大モンスターとキャラクターが戦っているイラストが描ける場合、「モンスターとキャラ」の対比で大きさが表現できます。
しかし「戦っているシーン」は難しい!
できればモンスター単体のイラストで巨大さを表現したい!
そんな時は「キャラクター以外の対比物」をうまく描き加えて巨大さを表現しましょう。
具体的にはこんな感じです。
モンスターの手前に「飛んでいる鳥」
モンスターの手前に「雲」
鳥は、白い筆でチョイチョイっと描き足せばOK
雲は、デジタルなら専用のブラシツールでふんわり描き足せばOK
いずれも5秒以内で完了できます。
ボクはとくに「鳥」を描き足すのが大好きで、何かと鳥を描いてます。
下の参考画像にもよく見ると鳥がいます。
5秒でデカくなるので、是非やってみてください。
空気遠近法を活用
難しいキーワード出てきました。
「空気遠近法」
難しい話はなしにして簡単に解説するとこんな技法です。
遠くあるものは「青み」がかって見える
遠くにあるものは「輪郭」がぼやける
この方程式を、頭の中にいれて描いてみるだけである程度効果があると思います。
単純にモンスターの「輪郭線」の不透明度を下げてみたり、カラーバランスを変更して青っぽくするだけでもOKです。
テクニックを掛け算することでさらに巨大に
今回参考画像として利用したMTGのカードイラストには足元にも及びませんが、ボクも巨大生物を描いてみました。
鳥や雲など、とにかくデカく見えるテクニックを駆使しています。
今回ご紹介させていただいた3つのテクニックは、掛け合わせることでさらに効果を発揮します。
今回ぼくが取り入れたテクニックはこんな感じです。
ポイント
・鳥を描きたす
・手前に雲を描き足す
・全体に青みがかるように、カラーバランスを調整
メイキング動画
完成画像
今回の記事を参考に、めちゃめちゃ巨大なモンスターを描けるよになってくれたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。