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【目指せマンガ家】人気作品の共通点を探そう!

こんにちは。ボンゴです。

今回は、少年マンガをテーマに過去の人気マンガのキャラクターやストーリーの法則性に関してお伝えしていきます。

マンガ家目指している方、同人活動している方でキャラ作りやストーリー制作に悩んでいる方は是非参考にしてみてください。

漫画【バクマン】

漫画家を志す方なら一度は読んだ事ある作品なのではないでしょうか?

ボクはこの作品を見ると胃が痛くなります。

理由は2つで

【どれだけ描いても浮かばれない・成功できないキャラと自分が被る】

【凄まじい勢いで階段を登っていく自分よりはるかに年下のキャラクターへの劣等感】です。

このマンガの中では成功する人気漫画家は【計算型】【天才型】で分けられています。

ただ挫折してサラリーマンをやっているボクの個人的意見でいうと、仮に漫画家になれなかった時に他の場所で活躍できるのは、圧倒的に【計算型】だと思います。

ちなみにボクは【自分を天才型だと思いこむ事で計算することを怠けている凡人型】でした。

もちろん漫画家にはなれませんでした。

【自分が描いていて楽しい】ではなく【この作品を読んでいる人は絶対このシーン・このキャラで楽しいはず!】というマインドが本能的にできるのが【天才型】、分析・調査してそこに狙いを定めて描くのが【計算型】です。

大事なことは、向いている方向が【読者】であることです。

向いている方向が【自分】になってしまうと、それは【自分だけ気持ちよくなってる型】になってしまうので注意が必要です。

【目指せマンガ家】人気作品の共通点を探そう!

マンガの読者層

読者を意識してマンガを描くことは超重要です。

特に昔は小中学生がメインだった少年漫画も、今は高校生以上から30代社会人に変化しているのではないでしょうか?

コンビニで立ち読みしている人を見てみると、圧倒的に学生よりサラリーマンが多いと思います。

理由は昔と比較して今は、マンガ以外にもワクワクするようなコンテンツが世の中に溢れているからだと思います。

仮に少年漫画のメイン読者層を、20代中盤から30代の社会人と仮定すると彼らは何をマンガに求めているのでしょうか?

おそらくそれは

【あの頃夢中になったワクワク感をもう一度】

だと思います。

それが正解なら過去の人気作品からストーリーの法則を考えてみることが重要そうです。

人気少年漫画のワクワク感の法則

【ナルト】

落ちこぼれ少年が、実は恐ろしい才能を秘めていて、その才能が開花していく過程がワクワク。

少年→青年→仙人モード→九尾モード

【スラムダンク】

落ちこぼれ不良が、同じくすごい才能を秘めていて、試合を追うごとに成長し周りを驚かせていく様子にワクワク。

リーゼント→坊主

【ドラゴンボール】

同じく実はものすごい戦闘能力を秘めた少年が、強敵と戦うことで強くなり変身していくストーリーにワクワク。

通常→スーパーサイヤ人→スーパーサイヤ人2、3

ボクが似たような作品を集めて例にしてしまっている感もありますが、この3作品に関しては確実に共通する要素が2つあります。

①【主人公自身もよくわかってない自分の圧倒的な潜在能力】

②【見た目の変化】

マンガで悩んでいる方はまず上記2つの要素を取り入れてみてはどうでしょうか?

そしてもちろん主人公の性格にも共通点がありそうです。

人気マンガ主人公の性格の共通点

【ナルト】

バカだけど、夢は明確。自分の信じた正義は何がなんでも妥協しない。

他人に認められたいという欲求は人一倍強い。超負けず嫌い。

【スラムダンク】

バカで、バスケを始めた理由も不純。目的が晴子さんでも、バスケで活躍することでも兎に角、自分の目的に対しては手段を選ばず常に全力投球。

同じく超負けず嫌い。

【ドラゴンボール】

戦闘狂。強いやつと戦うことが目的。普通の人と【常識】の感覚がズレている。(天然)

ドラゴンボールだけは、主人公に大いなる目的や、読者が共感できるような人間っぽさがありませんが、例に出した作品以外でも多く共通する主人公の要素として【不器用】【真っ直ぐで負けず嫌い】があげられるのでは無いでしょうか?

逆にクールなキャラは読者が共感しにくく、何よりキャラが【動いてくれない】為扱いが難しいです。

青年マンガになると【東京喰種】の主人公のような、より繊細で細かい人間描写が受ける傾向があると思います。

ボクも結構【クール・冷静系】の主人公でマンガを描きましたが、難しかったです。

是非あたなのマンガの主人公にも【不器用さ】と【真っ直ぐで負けず嫌い】な要素をブレンドしてみてはいかがでしょうか?

何も考えずに描くのと、狙って描くのは大きく違います。

計算して失敗した場合は、振り返りのクオリティが上がるので次のステップが見えてきやすいメリットがあります。

適当に書いた答えが正解だった場合、次の作品に生かしづらいですよね。

もちろん今回の記事であげた共通点に当てはまらない大人気マンガもものすごくたくさんあります。

お伝えしたかった事は、仮想でも倒すべき敵(読者)を想定し、その弱点(面白いと思ってもらえるポイント)を分析し、過去の事例から学んで戦略を立てるマインドを常にもってマンガを制作すれば、必ずクオリティも上がります。

そして仮に漫画家ではない別の仕事に将来ついたとしても、そのマインドはすごく武器になるということです。

ボクは読者や過去作のことなど大して考えず、自分を天才だと思い込んで分析から逃げて結局失敗しました。

是非、ガチ漫画家志望勢の方、趣味でマンガ描いてるけどもっとクオリティあげたい方は参考にしてみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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