広告 イラスト上達 グリザイユ画法 塗り方

【iPadでイラスト制作】グリザイユ画法の手順解説

あなた
グリザイユ画法を練習しているけど、上手く行かない。
あなた
オススメのイラスト制作手順があれば知りたい。



 

こんにちは。ボンゴです。

今回の記事では、このような悩みを持つ方向けにボクなりのグリザイユ画法を利用したイラスト制作の手順を解説していきます。

イラスト制作に正解はありませんが、一つの制作モデルとして参考にしていただけたら嬉しいです。



✅この記事で分かること

グリザイユ画法のメリット・デメリット

iPadを利用したグリザイユ画法の制作手順



✅この記事の信憑性

ボクの経歴でですがザックリこんな感じになっています

▶デザイン専門学校卒業

▶美術大学卒業

▶中学・高校の美術教員免許取得済

▶デザイナーとして実務経験あり

★漫画家挫折済


グリザイユ画法の練習をし始めて、約半年。

上手く行かずに試行錯誤しまくり、最近なんとか自分の【型】が出来つつある状態です。



【iPadでイラスト制作】グリザイユ画法の手順解説



グリザイユ画法のメリット・デメリット

そもそもなぜグリザイユ画法を練習したほうが良いのか。

普通の着色にはないメリットやデメリットを簡単におさらいしてみます。



グリザイユ画法メリット

①立体感が出しやすい

②レイヤーが少なくてすむので、結果時間効率が高い

③陰影と着色を分けて制作しているので、色違いバージョンなどのバリエーションが作りやすい



ボクは本業サラリーマン、副業イラストレータとして活動しています。

時間が無いため「時間効率」が超重要。

また、イラスト依頼者様とのやり取りの中で、微修正や同じイラストの他バリエーションの依頼にも簡単に対応が可能なのは大きなメリットになります。



グリザイユ画法のデメリット

①ライトな作風に向かない

②色がくすみやすい



作風は人によってしまうので、向き不向きが出るかもしれません。

色のくすみはボクもとても悩みながら約半年間試行錯誤しまくりました。


YouTubeでメイキング動画を見てても、使用しているイラスト制作ソフトが違ったり、自分が知りたいポイントが一瞬で流れていったり、上手く勉強できませんでした。

最終的には、憧れのイラストレーターさんのイラストを模写して、どうやったらグリザイユ画法を利用して本物と近い色味が出せるかを試行錯誤しました。



iPadを利用したグリザイユ画法の制作手順

グリザイユ画法と聞くと、なんだか難しそうで本格的なイラスト制作環境がないとできないのでは?と思われるかもしれません。

しかしiPadのイラスト制作アプリも最近は超充実しています。

PCや液晶タブレットを利用した場合と遜色ないクオリティが出せるので、iPadさえあれば誰でも簡単にチャレンジ可能です。



ボクがiPadで利用しているイラスト制作アプリはコチラ

Procreate
Procreate
開発元:Savage Interactive Pty Ltd
¥1,220
posted withアプリーチ



おすすめのiPadモデルや作業環境はこちらの記事で解説しています。

気になる方は✅してみてください。



【iPadでイラストを描く】 おすすめの作業環境・ツールを紹介

続きを見る



下描き



鉛筆ブラシでガシガシ描いていきます。

重要なのは、イメージをある程度固めておくことです。

次の線画工程で「ここどうしようかなー」みないな状況になると、描き直しが発生しとても時間がかかってしまいます。



線画



製図ペンブラシを利用しています。

下描きをベースに描いていきます。

ポイントは最近は昔と違って、スマホやタブレットなどのより小さい画面で絵を見てもらう機会が多いので、若干線を太めにすると印象が良くなります。



モノクロ陰影



モノクロで陰影をつけていきます。

「ベース」「暗い」「超暗い」の3パターン程度で表現していきます。

使用しているブラシは最もポピュラーな「円ブラシ」です。

ハイライトは別工程でいれるので、ここでは入れないようにしています。



ベースカラー着色(乗算)



ベースカラーを塗り分けていきます。

着色工程は全部ベタ塗りで、陰影などはつけません。

塗りつぶしモードで、どんどん色を置いていきます。



全部位着色が完了したら、レイヤーモードを「乗算」にします。

すると画像のようなとても暗い感じのイラストが出来上がります。





ベースカラー着色(オーバーレイ)



前の工程で制作した、乗算レイヤーを複製して、全く同じレイヤーを今度は「オーバーレイ」にして保存します。



ハイライトを入れて完成



使用したレイヤーの全体像はこんな感じになります。





色をくすませないコツ

グリザイユ画法のデメリット「色がくすみやすい」

この問題をクリアするのがとても大変でした。



ボクなりの答えとしては、オーバーレイでレイヤーを重ねたときに色がくすんでいたり、色味が気に入らなかった場合



「乗算」レイヤーをいじり倒す!



これで割と解決できました。

最初は「オーバーレイ」のレイヤーのカラーバランスを変更したり、透明度を変えてみたりと色々試したのですが、色が鮮やかにならず。。

「乗算」レイヤーで、ベースカラーの上から色を足したり、空気色を入れたりしたところ良い感じ色がのるようになりました。



短いですが、今回のサンプルイラストの制作こんな感じの流れになっています。





今回の記事が、グリザイユ画法のやり方で悩んでいる方にとって少しでも解決の糸口になってくれたら嬉しいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

イラスト制作楽しんでいきましょう!!

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