こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では、格安SIMサービスから楽天モバイルに乗り換えて約一ヶ月が経過したボクの体験を元に、楽天モバイルの実際の使用感やデメリットを解説していきます。
「気になっているけどなかなか申し込みに踏み切れない」という方は是非参考にしてみてください。
ボクは名古屋市在住で、職場も名古屋市内です。
通勤から普段の買い物まで、ほぼすべて楽天エリア内で生活しています。
ボクと同じ名古屋市でなくても、生活圏内が楽天エリアの方には参考にしていただけると思います。
逆に楽天エリア「外」に住んでいる方には、「パートナーエリア(Auエリア上限5GB)」の利用が前提になってしまうのであまり参考にして頂けないと思います。
ご注意ください。
ご自身の生活圏内が楽天エリアかどうかはコチラから確認可能です。
✅この記事で分かること
楽天エリア内で、楽天モバイルを一ヶ月利用した感想
利用上の注意とデメリット
✅この記事の信憑性
簡単にボクの経歴ですが、携帯ショップの店員▶店長▶エリアマネージャー▶携帯電話・クラウドサービスの法人営業という感じです。
通信業界で10年ほど勤務しており、これまで何千何万組のお客様対応をしてきた経験も有るのである程度参考にしていただけると思います。
目次
【デメリット有】楽天エリア内(名古屋市内)で楽天モバイルを一ヶ月利用した感想
楽天モバイルのメリットおさらい
感想とデメリットを解説する前に、簡単に楽天モバイルのメリットをまとめてました。
CMなどでうざいくらいに流れているので、「もう知ってる!くどい!」そんな方はスキップしてください。
楽天モバイルのメリットおさらい
ポイント
・1年間基本使用料無料キャンペーン中
・プランを選択する必要の無い新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」が2021年4月1日スタート
・専用アプリを利用すれば電話かけ放題
・1GB以下無料・3GB以下980円・20GB以下1,980円の段階制
・20GB以上は使い放題2,980円
結論ですが、料金的な意味だけでいったら日本最高のコスパのサービスです。
大手通信キャリアの新料金プラン(POVO、ahamo,LINEMO)、格安SIMの各社サービスと比較してもコスパは高いです。
切り替え手続も簡単。
問題はきちんと通信ができるか、切り替えてから後悔するようなデメリットがないか。
ここをクリアできるかどうかです。
ちなみに、一番の目玉である1年間基本使用料無料CPは2021年4月7日に受付終了します。
(2,980円×12ヶ月=35,760円得)
検討されている方は、せっかくなら4月7日までに切り替え完了の判断ができるようにスケジュールを立てましょう。
申込み▶自宅に楽天モバイルのSIMが届く▶設定完了をいう必要工程から逆算すると、2021年3月末までには最終ジャッジを行い、申込みを完了させるのがオススメです。
楽天エリア内で楽天モバイルを一ヶ月利用した感想
楽天モバイルに切り替える前から分かっているデメリットをまとめるとこんな感じです。
注意ポイント
楽天回線に対応した機種しか使えない
楽天回線エリアは限られている
楽天回線エリア外では5GBまでしか使えない。
ただ実際の「使用感」となると、こんなキーワードでは意味はありません。
使用した感想・感じたデメリットを大きく3つに分けて解説していきます。
トイレの中で繋がらない。
これはボクが実際に妻にキレられた内容なのですが、ボクの妻は仕事の休憩時間にトイレの中でスマホを触るのが業務中の唯一の楽しみでした。
※それはそれで問題があると思いますが。。
そんな妻から
「楽天に変えたら、トイレの中で繋がらなくなった!!あなたのせいで私の楽しみがなくなっちゃった💢」
と激怒されました。
トイレという限定された空間がクリティカルヒットしてしまいましたが、要は楽天の電波は他の通信キャリアの電波と比較して
「電波が回り込んで届く性質」・「屋内へ電波が透過する性質」が弱いです。
理由は、楽天モバイルは「プラチナバンド」という、他の通信キャリアがもっている周波数帯を利用できないからです。
ボクも楽天エリア内で、割と頻繁に「あれ??繋がらなくなった」と感じる事が多々あります。
主にはビルが密集している狭めの道路、電車での移動中、地下鉄の中などです。
繋がらない事が死活問題にはなりませんが、これまで自然に繋がっていたのがそうでなくなると、人間ストレスを覚えます。
ボクの場合、通勤中に通りかかる特定のビルの前から駅のエスカレーターを上がりきるまでが絶対に繋がりません。
You Tubeも止まります。
大した時間でなないですが、割と「イラッと」します。
女性は男性よりもトイレに滞在する時間も長く、「トイレの中でスマホが操作できない」が大きなデメリットに感じる場合もあります。
奥さんや彼女のスマホも一緒に楽天モバイルへの切り替えを検討している方は、事前に「トイレで繋がりにくくなるかも」と伝えておいたほうが良いかもしれません。
楽天モバイルは自社も他通信キャリアと同じ様に、プラチナバンドの使用許可を政府に要望していますが、今の所具体的な予定ななさそうです。
ITmediaニュース
「プラチナバンドがなければ競争は困難」 楽天モバイルが既存周波数の再編を訴える
移動中に繋がらなくなることがある
車での移動中、スマホでYouTubeなどを再生しつづけて車内BGMとして利用している方も多いのではないでしょうか。
結構接続きれます。
理由は同じく、楽天が持っている電波の性質の弱さが原因です。
車の他にも電車や新幹線等、とにかく「移動中」が繋がりずらくなります。
電車やバスなどを利用した通勤時間が長い方は、かなりストレスに感じてしまうかもしれません。
ボクは繋がりづらい移動中は、YouTubeの視聴やマンガを読むのことができないので、予めダウンロードした本を読書するようになりました。
スマホ依存から脱却したい方には逆に良い機会になるかもしれません。
利用できるWi-Fiスポットが少ない
前述のとおり、屋内で繋がらない事が多々あります。
そんな時でも、利用できるWi-Fiスポットがあれば問題ないのですが、楽天モバイルの場合、利用可能なWi-Fiスポットが非常に少ないです。
カフェや居酒屋、ファミレスなどはソフトバンクやAuのWi-Fiスポットは完備しているところが多いのですが、楽天モバイルでは当然利用できません。
「屋内で繋がりづらい」「利用できるWi-Fiスポットもない」というダブルパンチです。
ボクの場合、屋内にいる時=買い物または食事中なので、繋がりづらくても大した問題に感じませんが、このあたりは人によってダメージが大きく違うはずです。
実際の口コミ・感想
Twitterで楽天モバイルの口コミを検索してみました。
全体期な印象は、繋がらない事もあるけど、料金的なコスパも含めれば総じて満足。
そんな感じだと思います。
最大の損失は行動しないことによる機会損失
ここまで、楽天モバイルのデメリットばかり記載してきました。
なんだか楽天モバイルアンチのようになってしまいましたが、実際はボクも妻も楽天モバイルに切り替えて概ね満足しています。
2人合わせて一万円近くかかっていた通信費が1年間0円。
「1年間で12万円の節約が可能なら多少の繋がりづらさは許容できる」という感じです。
実際には、通勤時間や自分が多くの時間を過ごす場所、絶対に利用したい場所は人によって条件が大きく異なってきます。
メリットでもお伝えしたとおり、楽天モバイルには「解約することによるデメリット」はありません。
一度楽天にしてみて「あ!無理だ」となったら、手間は発生してしまいますが、金額的なリスクはほぼ無いといっても大丈夫です。
慎重になりすぎて「お試し」すらしないのが一番の損失だと思います。
是非1年間基本料金無料キャンペーンを実施している4月7日までに一度切り替えてみてください。
ボクの妻は、「1年間はトイレでスマホを触れないのを我慢する。1年後は別の会社に乗り換える」と予告しています。
そんな選択も全然有りだと思います。
本記事が楽天モバイルを検討している方の参考になってくれたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。