こんにちは。ボンゴです。
突然ですがこんな話聞いたことございませんか?
漫画家を目指しているのに、1話完結型の読切マンガを描き切ったことがある人は全体の1/10しかいない。
個人的にすごく理解できます。
何故かといえば、ぼくは【将来俺は漫画家になる!】と夢を描き始めたのは中学生の頃だったはずなのに、実際に31Pの読切マンガをなんとか完成させたのは、なんと大学生の時だったからです。
その間何をやっていたんだと突っ込みたくなります。
どんなにめちゃめちゃな内容でも、1話を描き切るということは思った以上に難しいです。
僕が過去の自分に言いたい事、そして将来漫画家を目指す方若い方に絶対お伝えしたい事。それは
とにかく1話読切マンガを完成させてみよう!
です。
日本人は教えられた事を正確にこなすのは得意だけど、自らルールを作り想像する力を持っている人は少ない気がします。
そして読切をはじめとするマンガ、そして映画などにも共通するのはこれです。
ルール無用!面白ければなんでもOK!!
だから才能なく、自分でルールを作り想像する力がない僕はひたすらに【正解の型】を探しました。
今回の記事では、読切マンガの制作にこれからチャレンジしたい方向けに僕なりの基準となりそうなルールをお伝えします。
正解はありませんが、読切マンガを完成させる足がかりになってくれれば嬉しいです!
目次
【めちゃくちゃで良いから描ききる!】読切マンガの描き方。
描き方がわからないならこの【ルール】で始めてみよう!
この方程式通りに書けばうまくいくと思われる【型】。
でも他のどんなマンガを読んでも、【マンガの描き方】的な本を購入してもそんな【型】は描いてありません。
【美少女、かわいいキャラクターの描き方】
【戦闘シーンの描き方】
【トーンを貼るテクニック】
そんな事ばっかり描いてあって、正直ウンザリしてました。
同じ様な気持ちになった方も多いと思います。そこで【一ヶ月で31Pの読切マンガを描く】を2年続けた僕がやっていた、基礎中の基礎の【型】をお伝えします。正解がないマンガではありますが一つ参考にしてみてください。
こちら。
よくある【起承転結】です。縦軸が物語の盛り上がり、横軸がページ数になります。
【起】
ここは掴みです。読者に【お!】っと思ってもらえるように努力しましょう!
ここでやりがちなのは、【世界観】で読者を引きつけようとする事。
作者の脳内ではPS5バリの高画質で幻想的な世界が広がっていると思いますが、それを表現するのは厳しいです。
引きつけるのはキャラです!
【承】
もっとも長い部分です。推理物でいつと【主人公が事件の調査を始める】ところが【承】のスタートになります。
そして、主人公一人の力では解決できないような【課題】を用意しましょう!
【転】
物語の見せ場です。読切なら見開きで目一杯迫力ある絵を描きましょう。
重要なのは、【ヒネリ】の要素。読者が【え!?】となる様などんでん返しが必要です。
推理物でいうと【主人公が仕掛けた罠に犯人がハマる】とかです。
伏線を一気に回収して読者に気持ち良くなってもらいましょう!
映画であれば、ここは【物語のテーマを表現】するところです。
【結】
後日談的なところです。テーマの定着を図る部分になります。綺麗に着地して読者に溜飲を下げてもらいましょう。
どんな勉強方法が有効か
前述のとおりぶっちゃけ【マンガの描き方】的な本はあまり意味ないです。
それより映画みましょう!
特に【名作】と呼ばれる作品を!
僕のおすすめは超有名な【ショーシャンクの空に】です。Amazonプライムビデオで無料期間ならタダで視聴できるので要チェックです。
普通に見ると単純に楽しんでしまうので、起承転結がどんなふうに描かれているかノートにメモしながら視聴する事をおすすめします!
読切マンガは1作品完成させることができれば、一気に階段5段くらい飛ばしで成長できると思います。
是非完成度にあまり拘らずとにかく1話書きあげてみましょう!
ここまで読んでいただきありがとうございました!