こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では
【イラストを副業にしてみたい!】
【だけど自分の画力に自信がない】
そんな方向けに、ボクの考える【売れるレベル】のチェック項目の紹介と、具体的にイラストを販売するあたって重要な要素を解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
✅この記事で分かること
・イラストが【売れるレベル】とは具体的にどの程度なのか分かる。
・イラストを売るために画力以外に必要な要素が分かる。
✅この記事の信憑性
ボクは本業サラリーマン、副業イラストレーターとして生活しています。
副業の収入は月に5桁程になります。
美術教員免許取得済みで、マンガ新人賞受賞経歴有、デザイナーとしての実務経験もあるのである程度信頼して頂けると思います。
目次
【副業】オリジナルイラストを収益化するための「売れるレベル」について解説
売れるレベル=売れる商品を生み出す力
単純な画力レベルが上がれば、もちろん販売のチャンスは広がります。
でも副業として自分のイラストを販売を考える場合、画力だけレベルアップすれば=収益化が見込めるというものでもありません。
マンガで例えると分かりやすいです。
【絵がめちゃめちゃ上手でもストーリーがダメダメ】=【売れないレベル】
【絵はそこそこだけどストールが最高】=【売れるレベル】
さっそく結論です。
結論売れるレベルとは単純な画力レベルではなく、画力も含めた
【売れる商品を生み出すレベル】
が高いか低いかで収益化ができるかどうかという事です。
画力のレベルアップをしていくことはもちろんですが、そこにマーケティングの要素をブレンドしていくことで【売れるレベル】になっていきます。
とはいえこの記事を読んでいただいた方の多くは
「いやそーゆー話はいいから、単純に販売できる画力レベルがどの程度が知りたいんだけど」
そんな方もも多いと思います。
ですので、ボクの考える最低限商品として成立するための【売れる画力レベルチェックリスト】を紹介します。
売れる画力レベルチェックリスト5項目
【人体編】
✅歩く・走る・パンチ・キックなどの基本動作を参考資料なしに全身図で描くことができる。
✅人物の顔を、正面・横顔・見上げる・見下げるなど基本的なカメラアングルから描くことができる。
✅2人以上キャラが登場するイラストが描ける。
【作画環境編】
✅デジタルでのイラストを制作することができる。
✅レイヤーの基本構造を理解している。
よくバストアップ(胸から上の構図)ばかり描いていて、いざ全身を描くとパースが取れない方がいます。
=収益化できない。という訳ではありません。
しかしイラストを収益化する為の一番の近道は
「こんなイラスト描いてくれませんか?」
というお客様からの相談に対して打ち合わせをしながら、希望の商品を完成させて納品しお金を頂くという形になります。
TwitterのDMや、ココナラの様なサービスを利用すれば依頼を頂くチャンスも大いにあります。
しかし基礎となる人体のパースが取れないと、お客様にニーズに答えられないため、最低限、【人体全身】を描く力は必要です。
またデジタルでの作画はほぼ必須級だとおもいます。
理由はイラストを購入する顧客の多くがデータ形式での納品を望んでいるからです。
ただアナログイラストでも勝負はできます。
僕自身スケッチブックに描いたイラストをヤフオクやモバオクで販売していました。
【一点物】という価値がつけられるのはアナログイラストの強みだと思います。
ぶっちゃけこの5項目がある程度できれば、【売れる画力レベル】と言って大丈夫だと思います。
ただ実際に販売して収益化するためには、それでけではダメなので次の項目で解説していきます。
収益化するためには「そこにお客様がどれだけがいるか」が大事。
突然ですがボクは「網タイツ」が好きです。
だから網タイツを履いたキャラクターのイラストを兎に角描きまくって、オークションに出品。
ココナラで「網タイツのキャラ描きます!」のような商品を出品しまくったとします。
ボクの画力が神レベルであれば上手くいくかもしれませんが、普通に考えて
「網タイツのキャラ画像データ」を収集しまくってる人なんてほぼいないはずです。
いても超少ない。
「お客様がいないところに、商品を投下しても売れない」
これが事実です。
本来自分の描きたい網タイツをひたすら描いていたいところですが、目的が「収益化」になると必ず上記を考える必要があります。
ではどんなところにお客様は沢山いるのか?
これは売れてる作品や出品者を分析してみるのが確実で早いです。
2020年現在パット思いつくのはこんな感じだと思います。
ブログやYouTubeを多くの人が始めている▶サムネイル用のイラストの需要が高い。
Twitterでフォロワーを増やしたい人が増えている▶アイコンやヘッダー画像の需要が高い。
収益化するためには競合の【レベル】と【数】を知ることが大事
例えばYouTubeで発信したい方向けにサムネイルで使用できるイラストの制作を考えるとします。
今需要が高まっているジャンルで有ることは事実です。
狙っているフィールドには沢山のお客様がいることは間違い有りません。
でもあなたが商品を投下しようとしているフィールドには
【神レベルの絵師】が【恐ろしいほど沢山いる】としたらどうでしょうか。
きっついですよね。
それこそ【画力レベル】の向上が必要になりますが、そんなガンガン成長できるならボクもとっくに【神絵師】になってます。。
ライバルのレベルが高すぎたり、ライバルの数が多すぎるジャンルで勝負しても、収益化は難しいです。
収益化するためには【ニーズはある】かつ【競合が少ない】場所に作品を投下していく必要があります。
これが難しい。
僕自身ものすごく苦戦してますがこれは頭捻って考えて分析する以外ありません。
ただヒントになるのは「あなたの好きや得意を作品に掛け合わせる事」だと思っています。
ボクの場合、カードゲーム【マジック・ザ・ギャザリング】が大好きです。
このカードゲームをモチーフにしたヘッダー画像やサムネイル用の画像を制作している人は相当少ないです。
実際にボクはマジック・ザ・ギャザリング関連のイラストを描きまくってTwitterに投下したところ、DMなどからイラストの制作依頼をいただけたりしています。
自分の好きなものとニーズが高まっているものをかけ合わせると収益化への近道になると思います。
それに好きなもの描いていると楽しいので継続できます\(^o^)/
市場ニーズ×自分の好き・得意の掛け合わせ例
サムネイル用のイラスト×猫のイラスト(猫はいつでも重宝)
Twitterのヘッダー用のイラスト×日本刀のイラスト(鬼滅にあやかれ)
YouTubeサムネイル用のイラスト×セクシーなお姉さんのイラスト(再生数稼ぎの手っ取り早い方法)
まとめ:イラストを収益化するなら、自分の欲望は一旦封印して作戦を立てよう。
ボクは10代、20代の頃必死に漫画家を目指していました。
担当編集者がつき新人賞も獲得できましたがそれ以上の高み(連載)にたどり着くことはできませんでした。
今振り返ると
【ひたすらに自分が描きたいものばかり描いていた】
事が夢が叶わなかった一番の要因だと思っています。
社会人として働いてみてすごく感じたのは
「自分のやりたい事だけやってお金を稼ぐなんて【甘え】
どんな企業も必死にお客様のことを考え市場を分析して商品を作っている」
という事でした。
イラストの収益化を目指すなら、まずは一度立ち止まって
【どこに、どれだけお客様が存在しそうか】【競合状況はどうか】
を考えてみると良いとおもいます。
この記事を読んでいただいた方がご自身のイラストを利用してすこしでも収益化に成功してくれたら嬉しいです。
今回解説させていただいた内容は、ボクが過去によんで感銘をうけたコチラの本から学んだ内容がベースになっています。
もっと深くマーケティングについて知りたいという方はぜひチェックしてみてください。
ここまで読んで頂きありがとうございました。