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【営業職に将来性は無いのか】ベストセラー『営業はいらない』の感想

こんにちは。営業職3年目、33歳ボンゴでございます。

営業職志望の方、多いのではないでしょうか?

今回の記事では、営業職3年目のボクが抱いている危機感と、16万部突破のベストセラー『営業はいらない』を読んだ感想をお伝えしていきます。




現在も営業職へ募集する人が多い理由

就職・転職活動で求人サイトを漁っていて感じるのは、やはり営業職の募集多いなーという印象。

現時点で多くの企業まだまだ営業マンを必要としているのが事実です。

求職者からしても営業職というのは【特別な経験や資格】がなくても、一定以上の給与条件で、なんとなくのステップアップも想像できるで応募しやすいんだと思います。

ボクは販売職から営業職へ30歳の時に転職しました。理由はまさに上記のとおりで、一定以上の条件とある程度の将来性があるように思えたからです。

でも営業職3年やってきて思う事。

それは、もし過去に戻って選択をやり直せるなら違う転職先を探していると思います。

今回『営業はいらない』を読んで改めてその思いを強くしました。

これから営業職に就職しようとしてる方、ぜひ一度立ち止まってご自身の将来と向かいあってみてください。


実際の営業職の人数推移

国内の営業職(販売従事者)は約880万人いると言われています。

労働者数全体の約10%以上の人が営業職です。

ただ、営業職の就労人口は年々減少傾向。

2010年→2016年で比較すると約マイナス30万人!!

営業職の減少要因は下記2点が主な要因となります。

①流通の変化とそれに伴う合理化。

②人の力に頼った積極提案型の営業から、有益な情報を発信することで顧客を惹きつけ最終的に自社の製品やサービスを採用してもらうスタイルに変化している。

経営層・決裁者層の世代交代

ご意見番的な老人がよくいう『最終的には人対人。だから営業がいなくなる事は無い』

確かにこれまでの時代はそうでした。そして今でもそうゆう考えをもった経営者が多いのも事実だと思います。

ただ時代は急速に進化しており、企業はより生産性向上・効率化を図りはじめています。

そして古い考えをもった高齢の経営層は退職し、ITリテラシーが高く学生時代からインターネットに触れてきた、より合理的な判断が可能でインターネットへの拒否反応の無い方々が企業のトップに立ち決裁権を持ち始めています。

営業職は絶対なくならないと言われる要素はすでにAIで代替可能

営業職がなくならないと言われている3大要素

①顧客ニーズを把握した提案

②トラブル対応を始めとする顧客の感情処理

③自社にとって何が必要かわからない顧客への潜在ニーズの把握と定義

すでに個人マーケットでは上記はほぼAIにとって変わられているのではないでしょうか?

自分が気になっている商品の広告が検索してもないのに出てきたりします。

購入履歴を参照し、自分と同じような人が他にどんな商品を購入しているかも自動的に提案されますよね。

ボクは営業職3年目ですが、法人マーケットも確実に同じような手法が取り入れられてきています。

営業職に将来性は無いのか

現役営業マンであるボクにとって非常にショッキングなタイトルと内容でしたが、この本には、『今営業職やってる人はすぐに転職しましょう!』なんて事は書いてありませんでした。

むしろ逆でこれからの時代、営業職がどうやって自分を磨き将来ステップアップしていけば良いのか、何をしたらよいのかのアドバイスがたくさん書いてあります。

気になった方は是非チェックしみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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