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【結果報告】iPadで写真の模写の練習をして感じたメリット・デメリットを解説

こんにちは。ボンゴです。

今回の記事では、ボクがイラスト上達のために、「写真模写」の練習をしまくって感じたメリット・デメリットを解説していきます。



写真を見ながら模写の練習をするとどんなスキルが伸ばせるのか。

逆にどんなスキルは伸ばせないのか。



練習方法に悩んでいる方は是非参考にしてみてください。



✅この記事で分かること

イラスト上達のために写真の模写練習をして身につくスキル

模写をしても身につかないスキル



✅この記事の信憑性

簡単にボクの経歴ですが、デザイン専門学校▶美術大学へ進学

大学卒業後は漫画家を目指して、2年間死ぬ気で努力したけど挫折。

デザイナーとして就職。

現在は本業サラリーマン、副業イラストレーターとして活動しています。

割と本格的に美術を学んできており、実務経験もあるのである程度参考にして頂けると思います。



【結果報告】iPadで写真の模写の練習をして感じたメリット・デメリットを解説



無意味な練習なんてない

今回の記事ではあくまでボクが実際に写真の模写練習をして感じた内容になります。

実際のところ、「無意味な練習なんてない」と思っています。

今回の記事は「あなたがたどり着きたい場所に行くために、正しく努力できているか」を考えるキッカケになってくれたら嬉しいです。



いきなり結論:練習前後のビフォーアフター

こちらが、写真の模写練習をする前に制作したイラストと練習後に制作したイラストの比較になります。



写真を模写して上達した項目

線画に頼らずに色が塗れるようになった

現実の世界や写真には、もちろん形を表現する【線】はありません。

今までボクは、「線画をきちっと描いてから」色塗りをしていく塗り絵スタイルでした。



しかし人物の写真の模写を繰り返すことによって、線画に頼らなくても陰影だけで形を表現するスキルを伸ばすことができました。



あなた
「自分のイラストはなんか【線】が浮いて見える」
あなた
「もっとリアルタッチなイラストが描けるようになりたい」

こんな方には特に「写真模写練習」はオススメできると思います。



ハイライトのバリエーションが増えた

光っている場所、光が反射している場所にハイライトを入れていく作業って楽しいですよね。

個人的には一番好きな工程かもしれません。



しかし、そのハイライトも「感覚」だけで描くとワンパターンになりがちです。

写真模写をすることで、自分好みの「反射のしかたパターン」みたいなものを沢山発見することができました。

ハイライトの入れ方で、一気にイラストが輝いて見えてたりします。



感覚でハイライトいれるよりも、好きな反射のしかたを何パターンが自分の中にストックしておくだけでも大分違ってきます。



グリザイユ画法が上達

ボクは写真模写練習をする際に、グリザイユ画法の練習も兼ねて、モノクロで陰影をつくりそのあとオーバレイで着色というスタイルで練習していました。

結果、イラスト模写やオリジナルイラストでグリザイユ画法を練習するより、かなり効率よく練習できたと感じました。



写真を模写しても上達しなかった項目

上達しなかった項目に関しては、「そんなの当たり前じゃん」と言われかねない内容です。



しかし、あなたの取得したいスキルがこの項目にある場合は、もしかしたら他の練習方法を優先したほうが良いかもしれません。



人の表情や武器や装飾品の表現

ボクは写真模写はおもに「人間の体」の練習をしていました。

体の構成の知識やポーズのバリエーションはそれなりに増えたかもしれません。



しかし、ボクはファンタジーなイラストを描くのが好きで「武器」「甲冑」「翼」などをよく描くのですが、それらは練習前から一ミリも上達していません。

人体の模写練習をすれば、なんとなく「全体的に絵がうまくなった感覚」になりますが、練習してないモノは当然練習前とレベルが変わりません。



上達のヒントは「自分はこれは資料を見ずに、感覚で描いているな。。」と思うものは片っ端から資料をみながら描くように矯正することだと思います。



ポスターのような構成要素が必要なイラスト

ワンピースやナルトのカラーイラストのような「一枚の壁紙」的なイラストってかっこいいですよね!

ボクはそんなポスターみたいなイラストに挑戦しては挫折してを100万回くらい繰り返しています。

そういったイラストを制作するためには、キャラクターを描くスキル以外にもデザイン、構成を学ぶ必要があります。



ポスターみたいなイラストが描きたい方は、すこし難易度も高く時間も掛かりそうですが、実際に自分の好きなポズターや壁紙イラストの模写をしたほうがよいと思います。



写真模写のデメリット

冒頭で「無意味な練習なんてない」とお伝えしましたが、あえて模写のデメリットを上げるとするとこんな感じです。



注意ポイント

漫画・アニメ的なデフォルメの効いたイラストが描けなくなる

色塗りがリアルタッチになり、アニメ的な塗り方を忘れる

リアルタッチな練習をすると、それが【正解】に感じてしまうものです。

でもデフォルメしたり、省略したりすることで、イラストは時に実写より魅力的になったりします。

写真模写は、「リアルタッチの練習」と言い換えることもできます。

もしあなたがリアルなイラストだけではなく、デフォルメの効いた漫画やアニメのようなイラストが描けるようになりたのであれば、写真の模写練習のあとにもう一度原点回帰して、自分の大好きな漫画やイラストも模写をしてみても良いかもしれません。



このブログではイラストの上達方法や、オススメの練習素材などの情報発信をしています。

練習方法・資料探しに悩んでいる方は是非下記記事もチェックしてみてください。



iPadを利用した具体的な写真模写の練習方法はコチラ

女性の体の体の描き方(iPadを利用した誰でもできる練習方法を解説)



模写の為の「最強写真資料」はこちらの記事を参考にしてみてください。

イラスト上達のための最強資料コンテンツ「Kindle Unlimited」(オススメできる理由を3つ解説)



この記事が練習方法に悩んでいる方の、すこしでもヒントになってくれたら嬉しいです。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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