こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では、今話題の「NFTアート」の販売戦略について解説していきます。
ボク達クリエイターが自分の作品NFT化して売るためには
「誰が」「どんな目的で」購入するかを把握し作品の方向性を決める必要があります。
これからNFTアートを販売して行きたいという方は是非参考にしてみてください。
NFTアートは誰がどんな目的で購入するのか(作品を販売するための戦略)
NFTアートの収益モデル
この記事を読んでいただいている方の多くはすでにNFTアートとはどのようなものなのか把握されていると思います。
無限にコピー可能なデジタルデータ。
本物も偽物も全く同じもの。
昔の絵画のような1点物としての価値は、現在のデジタルアートには存在しません。
しかし「改ざん不可能な証明」をそのアートと組み合わせることにより
無限にコピーがありながらも
「この世にたった一つしか無いオリジナル」
という要素を生み出すことができるようになりました。
NFTアートによってクリエイターが得られる収益モデルは以下の2パターンです。
①作品が売れた時
②作品を購入した人が別の誰かに売った時
①の売れた時はもちろんのこと、過去に購入したお客様が他の誰かに売り渡した時も作者にロイヤリティが支払われます。
1回販売して終わりではなく、売れた後も自分の作品が収益を生み続けるストックビジネス的な要素は非常に魅力的ですよね。
NFTアートは誰が購入するのか
それは、投資家です。
意味不明な現代アートに大金を払う人
偉大な過去の芸術家の作品に大金を払う人
このような人たちは「人並みはずれた美的センス」をもっているから購入しているわけではありません。
殆どの場合「飾って悦に浸りたい」訳でも有りません。
購入する理由は以下2点です。
①作品の価値が上がり続ける可能性が高い(資産価値)
②販売することで現金にできる(換金性)
NFTアートにも同じことが言えます。
購入者にとってNFTアートを購入する上で大事なのは
「資産価値」と「換金性」です。
あなたの作品が「今後も値上がり続けそうだ」と判断されば購入者にとって魅力的なNFTアートとなるわけです。
作品の資産価値を担保し、将来値上がりの可能性を感じさせるためにはどうしたらよいでしょうか。
ボクはこの動画をみてNFTアートの価値を考え直しました。
超有名なロックバンド「BON JOVI」の名曲Have A Nice DayのPVです。
アーティストが適当に描いたサイン(落書き?)が沢山の人に拡散されていく内容の動画です。
サインを描いたBON JOVIがNFTアートを出品する「あなた」
サインが「無限にコピー可能でありながらオリジナルのあるNFTアート」
サインをもらったファンの男性が「最初の購入者」
描いたラクガキの認知度が上昇すれば、最初にサインが描かれた「オリジナル」の価値はどんどん上昇します。
NFTアートの場合「コピーは作らせない」というスタンスの場合、購入した作品の価値が上がるためにはクリエイター自身の認知度が上がるしかありません。
しかしクリエイター自身は無名でも「大量にコピーが出回っていて流通している作品のオリジナル」であれば価値は上昇します。
「みんなが拡散しまくってるあの画像のオリジナルを持ってるのは俺」
きっと動画で最初にラクガキをもらった男性はニヤニヤが止まらないハズです。
クリエイターは何から始めれば良いのか
いきなりクリエイターとしての認知度を上げることはできません。
ではまず一歩目、ボク達はどこからスタートすればよいのか。
「SNSで拡散される作品を描く」
だと思います。
とにかくたくさんの「イイね」や「RT」が頂けるような作品をガンガン投稿しましょう。
1イイねがついた作品に資産的価値はほとんどないと言って良いと思います。
しかし10万イイねがついた作品ならどうでしょうか。
「あ!この画像見たこと有る!」
と多くの方が思うような作品であれば資産価値は高いと言えると思います。
最近だと「筋肉ムキムキに見える犬の写真」とか有名ですよね。
現段階ではNFTアートの市場の大部分が海外なので、日本国内だけでバズっている「ムキムキ犬」の価値は低いかもしれません。
もし日本でNFTアート市場が盛り上がっており「ムキムキ犬の写真」がNFTアート化されていたら高値で取引されてたはずです。
沢山イイねやRTが頂ける作品が出てこれば、あなた自身の認知度もあがり今度は「バズってない作品」も
「あなたが描いた作品」というだけで価値がでてくるでしょう。
NFTアートを創りながら、同時にSNSに沢山の作品投稿してバズを狙う。
そんな戦略で戦ってみてはどうでしょうか。
この記事が「NFTアートで一山当ててやるぜ!」という方のヒントになってくれたら嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。