こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では、将来マンガ家やイラスト関連の仕事をしたい方が、専門学校に行くのは無駄なのか?
というテーマで解説していきます。
簡単にボクの経歴ですがこんな感じです。
✅著者の経歴
・デザイン専門学校へ進学
・美術大学へ進学
・美大卒業後は漫画家を目指して、2年間死ぬ気で努力したけど挫折。
・デザイナーとして就職。
・現在は営業サラリーマン、副業イラストレーターとして活動。
イラスト関連の専門学校と美術大学を卒業し、かつ「本業でイラスト関連の仕事をしていない男」です。
「将来絶対イラスト関連の仕事をしてやる!!」
という方からしたら完全に「失敗ルート」をたどったボクの体験談と解説。
自分で言ってて悲しくなってきましたが、是非参考にしてみてください。
目次
イラストレーターや漫画家になりたい人が専門学校に行くのは無駄なのか?(体験談を解説)
結論「無駄では無いが夢への最短ルートではない」
いきなり結論です。
この記事を読んでいただいている方の中には
・高校3年生で進路に迷っている方。
・社会人だけどもう一度夢にチャレンジしようと考えている方。
・お子さんが専門学校への進学を希望していて迷っているお父様、お母様。
色々な方がいると思います。
![](https://bongo-blog.com/wp-content/uploads/2020/03/EC60D9AF-B65A-4351-AF41-83BF261A899B-300x180.jpeg)
![](https://bongo-blog.com/wp-content/uploads/2020/03/EC60D9AF-B65A-4351-AF41-83BF261A899B-300x180.jpeg)
そんな考えが頭を過ることもあると思います。
ネットで調べると割と「プロになるために専門学校には行く必要ない」という意見が多いように感じます。
2ちゃんねるを作ったひろゆきさんもこんな風に解説しています。
ひろゆきさんの切り抜き動画(イラストの専門学校に通うはカモ)
動画の冒頭部分をまとめるとこんな感じです。
・専門学校を卒業してプロとして活躍している人を知らない
・プロが教えるテクニック論などはネットに無料で大量に情報がある
・専門学校に行くのはカモ
ひろゆきさんがお話されている内容。
正直「ごもっとも!」としか言いようがありません。
ドラゴンボールの鳥山明先生も専門学校に通っていません。
ワンピースの尾田先生も専門学校に通っていません。
プロでない講師が教えてくれる技術より、実際にプロとして活躍されている方が発信されているノウハウのが信憑性があり、役に立つのも事実だと思います。
しかし実際に専門学校を卒業したボクの意見は
「無駄にはならない」です。
一人ネットで情報収集しながら腕を磨くだけでは経験できない事が専門学校では経験できるからです。
・同じ夢を志すライバル達とのつながり
・先生・講師と対面して教えてもらえる&質問できる
・自分の知りたい情報以外も大量に摂取できる。
一人PCに向かってプロの発信内容などの情報を摂取すれば、狙ったスキルは最短で伸ばせます。
しかしボクはそれだけでは、面白いイラストや漫画は描けないと思います。
また一人きりの作業でモチベーションを維持するのも大変です。
その点専門学校では、リアルの世界であなたの同じ夢を持つ人間と繋がれます。
あなたよりもはるかに技術も高く、すでに夢に進みだしている人もいるはずです。
そんな人達を身近に感じながら切磋琢磨するのも、あなたの成長にとって超重要です。
そして専門学校では「あなたの知らない情報」も大量に教えられます。
存在を知らない情報は調べることはできませんよね。
クリエイターとして活躍したいなら、様々な視点から作品制作に挑戦することが大事です。
マンガ家を目指していても油絵の練習でひらめく事があるかもしれません。
イラストレーターを目指していても、レタリングの練習をすることで新しい発見があるかもしれません。
専門学校に通うことは決して、技術を伸ばす最短ルートではありません。
しかしそれに変わるだけの、多くの経験をさせてくれる場所だと思います。
ボクは夢を叶えられなかった側の人間なので、あまり信憑性はないかもしれません。
しかし専門学校・美大に通ってよかったと思っています。
そのおかげで今は「副業イラストレーター」として本業とは別の収益源を作ることができています。
ちなみに「ナルト」の作者、岸本先生は美術大学出身です。
岸本先生が美術大学に通ってなかったら、「ナルト」は別の形になっていたかもしれません。
「専門学校・美大に行く=プロになれない」は大間違いだと思います。
専門学校で学んだこと(体験談)
ボクは高校の卒業資格も同時に取得できるデザインの専門学校に通っていました。
在学中に学んだことをざっくりまとめるとこんな感じです。
・デッサンの基本
・フォトショップ操作
・アクリル絵の具を使った作品制作
・レタリング
・似顔絵制作
まとめると割と少なく感じますが、学んだ技術を活かすように様々な課題が提出されそれを自分なりに仕上げていく授業がとても多かったです。
知識や技術を教えてもらう▶それを応用した課題の制作▶直接講師からフィードバック
これを一人で行うのはなかなか難しいですよね。
特にボクのような対人関係が苦手な方は、一人で勉強していてもなかなか人脈が広がりません。
そういった意味でも専門学校にはメリットはあるように感じます。
絶対忘れちゃいけないたった一つの心構え
「教えてもらえるのが当たり前と考えてはダメ」
これを忘れてしまうと、絶対に夢は叶いません。
これまで通っていた中学校・高校は「誰かに何かを教えてもらえる状態が当たり前」だったと思います。
当然専門学校でも授業料を払っているので、講師に教えてもらうことはできます。
しかし、講師の言うをすべて聞き、授業の成績で100点をとっても誰もあなたの夢は叶えてくれません。
マンガ家になれなかった35才のボクが、専門学校に通ってた頃の自分に言いたい事です。
夢を叶えるためには、くっそ強いライバル達と戦って勝ち取る戦いになるはずです。
「言われたことだけやってるマン」は絶対に勝てません。
学校というフィールドを最大限活用しつつ、自己研鑽を常に忘れずに努力を続ければきっと後悔のない結果にたどり着けると思います。
また専門学校に行くか迷っている方のほぼ100%の方は、もちろん専門学校に通ったことが無いはずです。
当たり前ですよね。
学費を払って、入学してから「イメージと違った!」となるのが一番危険です。
無料で資料請求できるので、資料集めつつ入学後のイメージやその後のステップを計画してみるのがおすすめです。
一人で悩まず、このブログや両親・友人にも相談してみましょう。
思わぬアドバイスがもらえるかもしれません。
思い立ったらすぐにアクションおこし夢に向かってギアを上げていってください。
(ゲーム、アニメ、イラストなどを学びたい方必見!【アミューズメントメディア総合学院】の体験申込み)
(【大阪アミューズメントメディア専門学校】新規資料請求または体験申込 )
ボクのように気づいたら夢やぶれて35才になってた!!
なんてことにならないようにベストな選択肢を考えてみてください。
コチラの記事で漫画を学べるおすすめの専門学校も解説しています。
学校選びに迷っている方は参考にしてみてください。
【失敗談】漫画を学べるおすすめ専門学校ランキング(漫画家挫折したサラリーマンが解説)
ここまで読んでいただきありがとうございました。