イラスト上達のための良い資料を探してる
「Kindle Unlimited」がイラスト資料として優秀って聞いたことがあるけど、実際どうなのか知りたい
こんな疑問を解説します。
筆者のプロフィール
・デザインの専門学校→美術大学を卒業
・必死に漫画家目指して読み切り漫画を描きまくる
・誌面への掲載、連載まで辿り着けず挫折
・デザイナーとして就職するも紆余曲折あり営業職になる
・副業イラストレーターとして活動中
今回の記事では、イラスト制作の資料としてのKindle Unlimitedのおすすめポイントを3つ解説していきます。
ボク自身、副業イラストレーターとしてKindle Unlimitedをフル活用しており、今では無くてはならないコンテンツになっています。
Kindle Unlimitedが気になっている方、イラストの資料を探している型は是非チェックしてみてください。
✅この記事で分かること
イラスト資料としてのKindle Unlimitedのおすすめポイント
Kindle Unlimitedが不要なパターンも併せて解説
ボク自身、Kindle Unlimitedを契約して約半年。
「これは絵を描くのに最強のコンテンツだ!!」
と感じた部分や
「ここは使いづらいな」
と感じた部分もすべて解説していきます。
目次
【イラスト資料】「Kindle Unlimited」おすすめポイントを3つ解説
「イラストがうまくなりたい」
ボクも含めて、そんな願望を持つすべての人にとって、「資料探し」は永遠のテーマです。
「資料なんかに頼らずに、オリジナルで勝負したるわい!」
そんな時期がボクにもありました。
しかし、振り返ると資料を一切みることなく完成出来る絵は、いつも【同じようなテイスト】【同じようなポーズ】【同じような顔】になっていました。
プロの漫画家やイラストレーターの方々も沢山の資料を見ながら【インプット】を常に行い、自分の作品として【アウトプット】しています。
Kindle Unlimitedとは
月額980円
書籍8万冊・コミック3万冊・雑誌240誌・洋書も合わせると200万冊以上が”追加料金なし”で読み放題になるAmazon運営のサービス
簡単に言うと、世界最強の電子書籍サービスです。
※初回登録時のみ30日間の無料お試し期間あり
オススメ理由①費用コスパが高い
Kindle Unlimitedが気になっているけど、登録していない方の多くが
「月額980円?高くないか。。」
というイメージを持っているのではないでしょうか。
ボクの契約する前はそんな風に思っていました。
確かに、漫画や動画を楽しむ「エンタメコンテンツ」としては月額980円は高く感じます。
「では絵が上手くなりたい、練習するための資料がほしい」
このような目線でコスパを比較してみるとどうでしょうか。
「絵がうまくなりたい。練習するための資料がほしい」
そんな方がよく購入する書籍・資料はこんなジャンルが多いと思います。
ポーズ集
〇〇の描き方系の本
写真集
ボクも何冊も本棚にあります。こういった本は割と高額です。
(例1 ポーズ集)強い筋肉の描き方▶2,200円
(例2 ポーズ資料集)「シワ」▶1,250円
(例3 写真集)アイドル2.0▶1,650円
どれも2,000円前後することが多く、欲しい資料を片っ端から購入なんてとてもできません。
そして、せっかくお金を出して購入しても中身が全然参考にならない場合もあります。
一方Kindle Unlimitedで同じキーワードで検索した場合、何冊くらいの本がヒットするのでしょうか。
実際に試してみた結果がコチラです。
検索キーワード:ポーズ集
検索結果 531冊
漫画キャラを描くための本からポーズ集まで
検索キーワード:描き方
検索結果 440冊
基本のデッサンのやり方から萌絵まで
検索キーワード:写真集
検索結果 18,195冊
動物からアイドルの写真集まで
この検索結果の中には重複していたり、絵を描く資料として適切でないものも含まれているかもしれません。
しかしそれを差っ引いても、膨大な量の検索結果です。
とても全部見きれる量ではありません。
あなたの創作活動にヒラメキをくれる資料が無いほうがおかしい量だと思います。
2,000円前後の資料を1冊購入するより、月額980円でこの量の資料が見放題のほうが圧倒的にコスパが高いです。
仮にダウンロードした書籍の中身が自分に合わなかった場合でも、別の本をダウンロードすればOK。
追加料金も一切発生しないので安心して利用できます。
実際の本を購入して失敗、お金が無駄になってしまった。。と後悔する事もありません。
オススメ理由②スマホ・タブレットでいつでも大量の書籍を持ち運び可能
これはKindle Unlimitedに限らず、電子書籍サービスすべてに共通する要素にはなってしまいますが、いつでもどこでも資料が探せる・見れるという状況はとてもメリットがあります。
ボクの場合、通勤時間や仕事の休み時間中にスマホで資料探しをして、気になった物があればすぐにダウンロード。
帰宅してから自宅のiPadでダウンロードした資料を大画面で確認。そのまま参考にしながらイラストの練習という使い方をしています。
ボク達クリエイターには、いつ【ヒラメキ】が訪れるかわかりません。
机に向かって「アイデアでねー。。やべー。。」と唸っている時は大抵良い作品も生まれません。
そういった意味でも「いつでもどこもでも」という要素は、紙媒体の資料には無い嬉しい要素です。
オススメ理由③イラスト制作アプリと同時表示可能
ボクはiPadでイラスト制作をしているのですが、iPadでのイラスト制作とKindleでの資料確認の相性が最高です。
画面左でKindleアプリを起動。参考画像を表示しながら、画面右側でイラスト制作アプリを立ち上げて資料をみながら練習。
紙の資料を見ながら絵の練習をする場合、本に折り目がついたり、開いているページが閉じてしまったりと、なかなかに鬱陶しいです。
iPadなら「資料を開きながら、絵の練習」も1つの画面で同時に可能です。
紙の資料にはもう戻れないほど快適です。
Kindle Unlimitedのデメリット&こんな人は不要かも
そんな風に思う方も多いハズです。
確かにネット上には無料かつハイクオリティな資料も沢山あります。
そういった有益な情報を自分でしっかりリサーチしてインプットに使える方は、Kindle Unlimitedを登録する必要が無いかもしれません。
ただボクの場合、こんな問題があったので結果Kindle Unlimitedに登録してよかったと感じています。
Google画像検索だと、いつも同じような画像しか出てこない。
「自分の知りたい情報」しか出てこず、「自分の知らない情報」の開発に繋がらない。
「検索」するということは、すでに「ゴールの場所はわかっている状態」だと思います。
しかし絵が上達したい方にとって、自分が検索すらしない場所に「成長の鍵」や「ヒラメキ」が沢山あります。
例えば、自分の知らないデジタル作画の手法や、テクニック。
写真集のページをめくっている中で発見した新しいお気に入りのポーズや、光の反射表現。
知りたいことが分かっている場合=Google検索が最高
知りたいことが分かっていない。新しい情報・新しい刺激がほしい=書籍のほうが有益。
こんな棲み分けになると思います。
プロほど大量の資料をフル活用
プロほど自分の作品のクオリティを上げるために沢山の資料と向き合い、インプットを欠かしません。
一方なかなか上達しない人ほど、独学にこだわり資料を参考にする機会が少ないと思います。
ボクがそうでした。。。
ボク自身、美術大学で周りのすごい奴らをみたり、デザイナーとしての実務経験で痛感したのが
すごい奴ほど、常に情報収集・インプットを欠かさない
という事でした。
自分の頭の中にあるモノだけで、絵を描くのって実は【楽】です。
努力しなくても【それなり】の完成度が出せるからです。
逆にインプットしながら、資料を見ながらの制作は辛い時もあります。
初めて挑戦する場合は、ほとんどの場合上手く行かないです。
上手く行かないとムカつきますし、止めたくなります。
でもその先にこそ、理想の絵がかける自分がいると思います。
沢山インプットして沢山アウトプット。
これが上達のための最短ルートだと思います。
この記事が、「絵が上手くなりたい」と願う方の、少しでも参考になってくれたら嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
30日間の無料登録方法の解説はこちらの記事を参考にしてみてください。
【イラスト資料の集め方】最強コンテンツKindleUnlimitedの登録手順と具体的な活用方法