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【iPadイラストメイキング】アプリ:Proccreateを利用した制作方法解説(精神を刻む者、ジェイス)

あなた
iPadでイラストを描くにあたってベースとなるような知識を知っておきたい。
あなた
他の人の描いている設定を見てみて自分のイラストにも取り入れたい。

こんにちは。ボンゴです。

今回の記事では上記のような悩みを持つiPadでイラストを描いてみたい方向けに、僭越ながら僕の描いたイラストをベースに解説して行きます。

正直もっと上手い人から見たら全然な部分もあるかと思いますが、僕自身上手すぎる人の絵って、自分の実力と差がありすぎて参考にならない事があるので、手頃なモルモットとして参考にして頂けたら嬉しいです。

僕自身iPadでのイラスト制作歴は5年ほどでWEBでの制作依頼をいただいたり、本業でのPOP制作に利用したりという経験も多少あるのでのある程度参考にして頂けると思います。

では行きましょう!

【iPadイラストメイキング】アプリ:Proccreateを利用した制作方法解説(精神を刻む者、ジェイス)

使用するデバイス・アプリ

タブレット:iPad  Pro12.9インチ(第一世代)

ツール:Apple Pencil

使用アプリ:Procreate

作業時間:約3時間30分

ボクが利用しているデバイス・アプリ以外は利用されている方も大抵の場合応用が効くと思います。

ただ使用している用語の違いがあると思いますので、今回記事で紹介している用語がご自身の利用しているアプリだとどんな用語に置き換わるかは確認して頂く必要があると思います。

どのiPadを選んで良いか迷われている方はこちらの記事でオススメを紹介してますので良かったらチェックしてみてください。

【イラスト制作】どのモデルのiPadを選んだらよいか解説(オススメ理由3選)

イラストテーマと制作前の構想

世界最強最古のトレーディングカードゲーム【マジックザギャザリング】より【精神を刻む者、ジェイス】を選択しました。

知らない方むけにそれが何か簡単にご説明すると、青い魔法使いでめちゃめちゃ強くてやばい奴です。(すぐに記憶喪失する欠点有)

制作前の構想ですが、ボクは【誇張しすぎた装飾】【誇張しすぎたポーズ】が大好きなので、今回は参考画像を観察しながら【手を広げている様子】と【フード】を誇張表現して行きます!

完成イラスト画像

いきなり完成作品の紹介です。今回をこのイラストの制作過程を紹介していきます。

使用レイヤーと角レイヤーの説明

まとめ画像こちらになります。

レイヤーとはデジタルイラスト制作には必須の機能で、アナログイラストは1枚の紙にイラストを描いていくのですが、デジタルでは透明なフィルムを何枚も重ねていくようなイメージになります。

今回のイラストでは全部で9つの透明なフィルム(レイヤー)を重ねてイラストを完成させてます。

ステップ1:ポーズ決め編

まずは鉛筆ブラシを使って、かっこいいポーズを模索して行きます。手をグワッと広げてるジョジョ立ち。これが気に入りました。

ステップ2:装飾

決めたポーズに服を着せて行きます。止め絵ですがマントや髪が風になびいているとかっこいいイラストになります。

このステップである程度描き込んでおく事で、次の線画制作が格段に楽になります。

ステップ3:線画

制作した下書レイヤーの透明度を50%程度に下げてから、別レイヤーに線画を描いて行きます。

こうする事でどこが下書でどこが線画なのかを明確にしながら描き進めることが出来ます。

ステップ4:ベースカラーの着色

はみ出さないように頑張る努力は一切してません。

線画レイヤーを【基準】に設定したあとに、新しいレイヤーで、空白部分(キャラ以外の部分)を自動選択→選択範囲の反転でキャラ全体に一気に色が塗れます。

その後は各部位毎に【カラー変更】で色を変更して行きます。

ステップ5:ベース影の着色

各部位毎に描き込んでいくと、あとで全体を確認した時にバランスがおかしなことになっている場合が多いので、全体に統一した色の影を先にフワッと描いておきます。

今回は【赤色】で着色してみました。

ステップ6:陰影の着色

ベースカラーに対して、【明るい】【暗い】の2段階で表現して行きます。

やろうと思えばどこまでも細かくできるのがイラスト制作ですが、無限に終わらないので【自分ルール】を設定する事が意外と大事です。

ボクの自分ルールは前述の通り

【ベースカラー+ベース影+明るい+暗い+ハイライトの5段階】で完成を目指す!

です。

この後は【ハイライト】と【効果】を入れて完成になります。

いかがでしたでしょうか?

イラスト制作に正解はありませんが、ボクがデジタルイラストに初めてチャレンジした時は、レイヤーの存在も知らず、選択ツールの便利さも知らず、PCにデフォルトで入っているソフト【ペイント】で絵を描くかの如く制作してしました。

多分1年近くはそんな感じで絵を描いていたと思います。

今思えば

【ちゃんと調べろよ!俺!どれだけ時間無駄にしてるんだ!】

と突っ込みたくなります。

是非一つのモデルケースとして参考にして頂けたら嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございまいした!

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