こんにちは。ボンゴです。
今回の記事ではイラスト制作に最適なiPadモデルの選び方に関して、ボクの経験を交えながら解説していきます。
こんな方は是非参考にしてみてください。
✅この記事で分かること
イラスト制作のためのオススメのiPadモデル
イラスト制作メインの方が最新のiPadProを購入する必要があるか
✅この記事の信憑性
簡単にボクの経歴ですが、デザイン専門学校▶美術大学へ進学
大学卒業後は漫画家を目指して、2年間死ぬ気で努力したけど挫折。
デザイナーとして就職。
現在は本業サラリーマン、副業イラストレーターとして活動しています。
2015年9月に初代iPadProを購入。
それ以降ずっと同じ機種でイラスト制作をしており、現在6年目に突入中です。
目次
【2021年最新版】イラスト制作に最適なiPadモデルの選び方
2021年4月に発表された新型のiPadProを購入すべきか
先日発表された新型のiPadPro。
めちゃくちゃ話題ですよね。
くっそハイスペックなM1チップ。
画面が大型の12.9インチもでるは新しいミニLEDディスプレイ搭載。
ボクも喉から手がでるほど欲しいアイテムです。
現在は予約しても、実際に手に入るのは今年(2021年)の6月以降になりそうです。
結論、お金に余裕がある方であれば、画面も大きくそして容量もMAXのiPadモデルを購入しておけばそれがベストな選択肢になります。
しかし、新型のiPadPro。仮に12.9インチで容量を2TBを購入するとなんとお値段は25万円以上してしまいます。
たっかー!!中古車なみの値段です。
しかしボクも含めて、誰もが最新のMAX端末を購入できる訳でなないと思います。
今回の記事では、あくまで【イラスト制作がメイン】の方向けに、最高のイラスト制作生活が楽しめ、かつ最もコスパの良いモデルの選び方を解説していきます。
初代iPadProでイラスト制作を5年続けてきた感想
なかなか本題に入らなくてすみません。
しかしiPadの選び方を解説する上で必ず重要な要素になるのが【寿命】です。
一度購入したら永遠に利用出来るわけではありません。
いずれは【使用限界】が来ます。
ボクは初代iPadProを発売日に購入し、趣味イラスト・仕事イラストも含めてこれまで何百作品も描いてきました。
結論、5年以上経過した今でも問題なくイラスト制作が出来ています。
容量は128GBのモデルを使用しており、イラスト制作アプリのみで利用している容量は30GB程度です。
問題は無いのですが、購入当初比較して【?】と違和感を覚えるは下記ポイントです。
注意ポイント
イラスト制作途中でまれにフリーズして、アプリの再起動が必要になる。
制作したイラストのサムネイルの表示に遅延がある
イラストの制作過程を動画書き出ししようとすると時間がかかる。
まれにApple Pencilが反応しない。
イラスト制作用にiPadの購入を検討されている方は、【5年位使いまくると少しづつガタがくる】そんなイメージを頭の片隅にいれつつ、購入モデルを選択してみてください。
イラスト制作するなら【Proシリーズ】がオススメ
現在沢山のiPadのモデルが発売されています。
iPadAir、iPad第8世代ナドナド。
iPadProモデルでなくても、Apple Pencilに対応しており、値段も5万円前後で購入可能なモデルもあります。
そう思われる方も多いと思います。
しかし、ボクのオススメは断然iPadの【Proシリーズ】です。
理由はリフレッシュレートの違いです。
リフレッシュレートとは【ディスプレイが画面上の画像を更新する頻度】です。
この数値が高かければ高いほど、なめらかにイラスト制作が可能です。
iPadAir リフレッシュレート▶60Hz
iPadProリフレッシュレート▶120Hz
通常のメモやラクガキ程度であれば60Hzでも問題ないですが、
ゴリゴリにイラスト制作をしていきたい!
そう考えている方はiPadProモデルに選択肢を絞りましょう。
ボクはプライベードで利用しているiPadProとは別で、勤務先でリフレッシュレート60HzのiPadを利用しています。
こちらもでもイラスト制作をしたことあります。
あからさまに【遅延】や【描き味】に違いがある訳ではありません。
おそらく普段イラスト制作をしない方なら気づかない程度の微妙な差かもしれません。
しかしそれでも確実に【描いたときの滑らかさ】に違いを感じます。
画面はデカイに越したこと無い
確かに11インチモデルも12.9インチモデルも出来ることに差はありません。
ただイラスト制作をメインとする方にとって画面の大きさはかなり重要です。
単純に作業効率の問題ですが、要は【紙に描いている感覚により近いほうが描きやすい】ということです。
画面が大きければ大きいほど、肘から先の動きがアナログと同じ感覚で制作が可能です。
画面が小さいと、手首から先の動きのみでイラストを制作しなくてはならないため、難易度がとても上がります。
試しににお手持ちのスマホでイラスト制作アプリをダウンロードして絵を描いてみてください。
ボクはびっくりするほど描けませんでした!
逆に違和感なくスマホでもイラストが制作出来る方であれば、11インチモデルでも全く問題ないと思います。
容量は256GBあれば5年は飯が食える
この記事の最初にもお伝えした通り、ボクは128GBのモデルを利用しておりすでに5年以上経過しています。
その中でイラスト制作アプリの容量は【30GB】程度です。
容量は多ければ多いほどいい。
それは当たり前の話で、実際に端末の寿命と寿命までに利用する容量を考えると256GBあれば十分だと言えます。
ただイラスト制作過程を動画にしたい。動画をYouTubeに投稿したい!という方は気をつけてください。
めちゃくちゃ容量を消費するので、その場合はもっと容量の大きいモデルの購入検討をしましょう。
その他にも最近はiPadで超本格派のゲームも多数登場しています。
イラスト制作の他にこういったゲームも楽しみたい方は、容量はなるべく多めのが良いかもしれません。
これは買うと後悔する残念アイテム
これだけは言いたいです。
iPadProで利用できるAppleのマジックキーボード。
これだけは購入しないでおきましょう。
理由はこんな感じです。
マジックキーボードをセットすると、イラスト制作が超やりづらくなり、都度外す手間が発生してしまう。
クソ高い。(4万円)
ただiPadで文字入力をスピーディーに行いたい方も多いと思います。
画面に表示さるキーボードでは文字入力しづらいですよね。
ボクはワイヤレスで接続可能なキーボードを利用してiPadで文字入力しています。
イラスト制作の邪魔にもならないし、値段も3,000円程度から購入できるのでおすすめです。
Apple Pencilはイラスト制作するなら必須中の必須
最近はApple Pencil以外にも様々なスタイラスペンが発売されています。
でもボクは絶対にApple Pencilをオススメしたいです。
理由は、Apple Pencillはペン先を細くする代わりに先端部から静電気を出してセンサーの感知に必要な電気量を補うアクティブスタイラスと呼ばれる方式を採用しています。
そしてアップル独自の機構をiPad ProとApple Pencil双方に組み込んで、筆圧に応じた描画処理や細かい動きにあわせて線を描くことができるように作られている為、他のスタイラスペンとは明らかに描き味の違いがあります。
値段は15,000円程度と他のスタイラスペンと比較すると抜群に高いですが、ここは節約する所ではありません。
イラスト制作するなら必ずiPadとセットで購入しましょう。
ボクもApple Pencilを5年以上利用しています。
ペン先部分がすり減ったり、割れたりしたこともありましたが、ペン先のみ安価で購入可能です。
一度購入してしまえば、長く利用できるのでそういった意味でもコスパは悪くないと思います。
まとめ:到着を待てるなら新型。今すぐ欲しい場合は2020年モデルで全然OK
ここまでお伝えしてきたポイントを整理するとこんな感じです。
ポイント
・必ず【Proシリーズ】
・画面サイズは12.9
・容量は【256GB】あれば十分
・Apple Pencilは必須
この条件で絞ると、2020年(昨年)のモデルを購入するするか先日発表された最新モデルのどちらかになります。
正直【イラスト制作する】のであれば、昨年モデルでも超がつくほど十分です。
理由は、ボクが昨年モデルよりはるかにスペックの劣る2015年モデルを利用していて現在問題ないからです。
最新モデルの【M1チップ】【ミニLED】ディスプレイ。
たしかにワクワクするような超スペックで有ることは確かです。
そこはご自身の予算と、そして【今すぐiPadでイラストが描きたい!】のか【予約▶到着まで我慢出来る】のかで検討してみてください。
この記事が、iPad選びに悩んでいるイラスト好きな方の役に立ってくれたら嬉しいです。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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