こんにちは。ボンゴです。
今回の記事では、自分で描いたイラストで稼ぐにあたっての
「間違ったマインド」
について解説していきます。
ボク自身、副業イラストレーターとして活動を初めて1年目あたりまでは、ずっと間違ったマインドでイラストを描いていました。
この記事はボク自身が昔の自分に伝えたい内容でもあります。
自分のイラストで稼いでみたい!
そんな目標を持つ方はぜひ参考にしてみてください。
✅この記事で分かること
イラストで稼ぐためのやりがちな間違った考え方
✅この記事の信憑性
ボクは現在営業サラリーマンとして本業をしていますが、前職ではデザイナーとして勤務していました。
店舗の看板デザインや、エステサロンのお客様向け冊子や、商品・サービスの紹介漫画などを制作していました。
現在は副業イラストレーターとして活動しています。
実務経験もあり、それなりに失敗しまくってきたので割と参考にしていただけると思います。
【イラスト副業】「稼ぐ」を邪魔する注意すべきマインドに関して解説
本記事では前提として「稼ぐ」をゴールにした時の間違った考え方を解説しています。
「たくさんの「イイね」が欲しい」
「自分らしく楽しく自由に表現したい」
そのような目的に方にとって、本記事は的はずれな解説記事になってしまう可能性があるのでご注意ください。
■イラストは目的ではなく手段
いきなり結論になります。
「イラストは目的ではなく、目的を達成させるための手段」
ボクはこれを理解するのにとても時間がかかりました。
ボクを始め「描いたイラストでお金を稼いでみたい」と考える方の多くがまず最初に想像すること。
それは「自分の描いたイラストが〇〇円で売れたらいいな」
そんな感じだと思います。
これを言い換えると
「お金を出してでもあなたの絵を購入したい!」
という方が沢山いれば成立するビジネスになります。
しかしボクを始め、知名度がまったくないイラストレーターの描いたイラストをお金を出してでも欲しい!
という方が世の中にどれだけいるでしょうか。
おそらく殆どいないハズです。
昔は絵画とは複製が効かないものだったので、1点ものとしての価値が大いにありました。
それ自体を目的としてお金を支払う理由が大いにありました。
しかし印刷技術の向上によって複製が容易になりました。
そして現在はイラストは画像データ化され、殆どの場合無料で全世界何億人という方が誰でも手に入れることが可能です。
つまり、イラスト自体価値はほとんどなくなっているのが現状です。
■イラストはモノを販売するための手段
・商品の使い方や効果をわかりやすく解説したマンガ
・SNSのフォロワーを増やすための魅力的なアイコン・ヘッダー
・ブログ集客を増やすための図解イラスト
イラストは【顧客が目的を達成する為の支援ツール】です。
殆どの場合、そこに価値を感じお金を払っていただけます。
自分のイラストを簡単に販売できるココナラ・SKIMAなどで仮に
「私が描いたオリジナルキャラクターイラスト販売します」
と商品を出品しても殆どの場合売れないハズです。
しかし
「twitterのフォロワーを増やすための、魅力的なヘッダー画像イラストを描きます」
という商品であれば、一定以上のクオリティがあれば割と沢山問い合わせがきます。
ボクはその本質に気づかずに、ひたすら自分の描きたいイラストをもっと上手に描く練習をしていました。
クオリティが上がってこれば、それなりにSNS等でいいねが沢山頂けたりします。
それはとても嬉しいのですが、「稼ぐ」という目的には全く近づいていませんでした。
頑張ってイラストの練習しているに、全然稼げるようにならない。
そんな状態がずっと続いていました。
イラストはあくまで、他のなにかを達成するための「手段」
その「手段」のクオリティが高まってこれば、より大きな収益につながっていきます。
例えると
ゴールはモンスターを倒すこと。
イラストは、勇者が持つ剣。
ボク達がすべきことは攻撃力の高い剣を顧客へ提供する鍛冶屋みたいなのです。
■知名度が上がれば手段は目的に変わる
ここまで割とビジネスっぽく解説してきました。
しかし、元来ボクを含めイラスト制作が大好きな人間は心のどこかに
「認知度をあげたい。有名になりたい」
「あの人の作品が欲しい!と言ってもらえるようになりたい!」
そんな欲求があると思います。
どちらかというと、そっちの方がクリエイターとして正常なマインドかもしれません。
この記事は「そっちは間違っている」と解説しているわけではありません。
「稼ぐ」ならまずは、需要を意識して制作することが大事という解説でした。
でも、あなたのイラストという名の「支援ツール」が各所で反響を呼び、需要が増大。
沢山の方が「あなたに」制作をお願いしたいという状況になれば、手段が目的に変わってきます。
例えるなら
倒すべきモンスターは別にいない
ただあなたの作った武器が素晴らしいから購入したい
そんな状況です。
まずは需要を探りつつイラストの販売経験を積んでくことが第一歩目です。
沢山取引をし、制作したイラストではなく「あなた」が認知されるようになれば最高な状態です。
先にも紹介した「ココナラ」や「SKIMA」などで、商品を出品して色々実験してみてください。
ボクもまだまだ道半ばです。
自分が死んでも生み出した作品が他の人の人生の中で生き続ける。
そんな作品が生み出せるクリエイター目指してがんばります。