着脱式のペーパーライクフィルムの購入を検討している
デメリットがあれば購入前に知っておきたい
実際に着脱式ペーパーライクフィルムを貼ってイラスト制作している人の感想が知りたい
こんな悩みを解決します。
✅著者のプロフィール
iPadProのみで趣味イラストも仕事イラストもを描き続けて約7年。
最近新しいiPadProを購入し、同時に着脱式ペーパーライクフィルムを購入して利用しています。
「iPadでイラスト制作」系のテーマに関しては割と信頼していただけると思います。
iPadを最高にイラストが描きやすい状態にしたい!
本記事がそんな絵師の願望を叶える助けになってくれたら嬉しいです。
目次
iPadでイラストを制作するなら注意!着脱式のペーパーライクフィルムの落とし穴を解説
ペーパーライクフィルムを貼る目的は「イラスト制作体験の向上」です。
この記事を読んでいただいている方の多くはiPadでイラスト制作をされている方、もしくはこれからしようとしている方なはず。
もちろんペーパーライクフィルムには「画面保護」「反射防止」とった目的もありますが、おまけ程度です。
着脱式ペーパーライクフィルムを検討するにあたって、iPadでノートをとるのだけの利用用途の方の感想を鵜呑みにしてしまうのは少し怖いですよね。
場合によっては何十時間もiPadに向き合ってイラスト制作をすることもあるハズ
また絵師にとって、一般の方が気にならないような微妙な違和感も作画体験に大きく影響します。
ペン先の引っかかり具合やフィムルの歪みなどなど
そんな絵師目線で着脱式ペーパーライクフィルムのメリット・デメリットと実際に利用してみた感想を解説していきます。
ちなみにボクが購入して利用している着脱式ペーパーライクフィルムはコチラ
ポイント
紙タイプ:ケント紙(割とツルツルより)
接着方法:マグネット
着脱:可
ペーパーライクフィルムのデメリットを知って、失敗しない選び方をしよう!
iPadでイラスト制作を行う際に、多くの人が利用を検討するのが「着脱式ペーパーライクフィルム」です。
しかし、実は着脱式ペーパーライクフィルムにはいくつかのデメリットがあります。
購入前にメリット・デメリットをおさらいし後悔しない選択をするようにしていきましょう。
着脱式のペーパーライクフィルムのメリットをおさらい
着脱式ペーパーライクフィルムのメリット
①描きこごちUPで作画体験が向上
②作画以外の利用シーンに臨機応変に対応可能
iPadのツルツルした画面にApple Pencilでイラストを描くことに慣れない方も多いと思います。
そんな方はペーパーライクフィルムを貼ることで、間違い無く作画体験が向上します。
絵師にとってペン先の微妙なひっかがり具合ってイラストにとっても影響しますよね。特に線画!
ツルツル画面に線を引くとガタガタを歪みがちになる方も、ペーパライクフィルムをはれば概ね違和感の軽減になります。
ペーパーライクフィルムといっても多種多様で、割とツルッとした「ケント紙」を再現したものもあれば、かなりザラっとした「上質紙」を再現している商品もあります。
この辺りは好みで選んでいきましょう。
そして着脱式である最大のメリットは「その名の通り着脱できること」です。
iPadProは圧倒的に美しい映像表現ができるデバイスです。
ペーパーライクフィルムを貼ると、確実に画面の美しさは犠牲になります。
せっかくiPad利用してるんだから、イラスト制作以外にも映画みたりゲームしたりしたい!
そんな方にとって「利用シーンに応じてフィルムをつけたり外したりできる]「利用シーンに応じてフィルムをつけたり外したりできる]のは最高のメリットのは最高のメリットになります。
まずは、あなたがiPadの美しい画面で楽しみたいイラスト制作以外のコンテンツがどの程度あるか考えてみるのがおすすめです。
着脱式のペーパーライクフィルムのデメリット
着脱式のペーパーライクフィルムのデメリットは大きく以下の3つです。
①慣れるまでイラスト制作が不便
これまでペーパーライクフィルムを利用していなかった方は、最初はとっても違和感を感じるハズです。
紙っぽい描き味なのにiPadに描いている不思議な感覚
iPadのツルッとした画面でのイラスト制作に慣れている方は、2〜3作品イラストを描いて感覚を掴むのがおすすめです。
②毎回貼り付けるのが面倒
着脱式ペーパーライクフィルムのメリットを根底からぶち壊すデメリットですみません。
でも面倒なものは面倒です。
気が向いた時にサッと立ち上げて、すぐにイラストを描き始められるのがiPadの最高のメリットです。
PCのように鬱陶しく感じる起動時間もありません。
イラスト描こう!→ペーパーライクフィルムを貼る→イラスト制作開始
この手間は本当にきつい。
これがボクが実際に利用してみて感じた一番のデメリットです。
こんな手間があると、「イラスト描きたい、でもフィムル張るのダルい。。YouTubeでも見るか」となってしまいます。
なので着脱式ペーパーライクフィルムは、ほとんどの時間つけっぱなしにする前提の方におすすめです。
「イラスト制作する時だけ付ける」ではなく「映画・ゲームを楽しみたい時だけ外す」
こんなイメージであれば購入しても着脱が手間に感じることは少ないハズです。
③iPad本体との一体感が微妙
絵師にとってほんの少しの違和感もイラストの完成度に大きく影響がでます。
着脱式のペーパーライクフィルムははその名の通り、何度も貼ったり剥がしたりできます。
なので、iPad本体との密着度は通常のフィルムと比較するとどうしても落ちます。
ボクの場合、何度フィルム貼り直しても画面の8分の1程度面積が「ブカブカする」ような感覚がありました。
抽象的な表現ですみません。
手汗や水を含んで歪んでしまった紙にイラストを描いている感覚と言い換えても良いかもしれません。
ただこれはボクが過剰に神経質なだけかもしれません。
少しの違和感も許せない!
そんな方は着脱式ではなく、通常タイプのフィルムを検討したほうが良いかもしれません。
④別フィルムと二重張りの場合は注意が必要
通常フィルムは常時iPadに貼っておき、イラスト制作する時だけ着脱式のペーパーライクフィルムを貼る予定
こんな方は、着脱式を剥がしたと時に同時に通常フィルムも剥がれてしまうデメリットがあります。
この場合は、接着方法でペーパーライクフィムルを選択するのがおすすめです。
ノリでくっつけるタイプは通常フィルムが一緒に剥がれてしまう可能性があるので、マグネットタイプを検討しましょう。
感想まとめ:着脱式ペーパーライクフィルムの向き不向きはイラスト制作頻度がポイント
個人的な感想にはなってしまいますが、ボクは着脱式のペーパーライクフィルムは合いませんでした。
利用シーンによって貼ったり剥がしたりできる。
iPadで美しい映像体験もしながら作画体験の向上も図れる
間違いなくメリットです。
しかし、「貼る」「剥がす」という作業がイラスト制作のたびに発生することも想定しておかなければいけません。
ボクの場合、面倒臭さが勝ってしまい、そのそもイラストを描く機会が減ってしまいました・・・
ポイント
iPadはイラスト制作がメイン!だから着脱式のペーパーライクフィルムもほぼ貼りっぱなし
ペーパーライクフィムルで多少映像体験が損なわれても気にならない
「貼る」「剥がす」の手間も気にならない
そんな方にとっては着脱式のペーパーライクフィルムは最高のアイテムになると思います。